研究室ガイド2011
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教 授向井 信彦学 部 生男子11名 女子1名院 生男子12名画像工学研究室【主な卒業研究テーマ】[画像処理関連技術]●類似画像検索、顔画像認識、人物計数●動画像追跡、スポーツ映像のダイジェスト作成●景観画像や3次元デジタル地図の作成[コンピュータグラフィックス関連技術]●映り込みや屈折の表現、川や雪などの自然現象の表現●生け花や手術などの練習システム●立体視と生体への影響、手話動作の認識と作成主な就職先(2010年3月・院生含む)キヤノン、富士ゼロックス、リコーテクノシステムズ、日立ソフトウェアエンジニアリング、京三製作所 など(大学院進学率4割)メディア工学コース画像処理関連技術とコンピュータグラフィックス関連技術の研究Webでの画像検索、監視カメラや映画製作技術などで世の中に貢献学会発表などを通じて、学問だけでなく人間としての成長を目指す STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.vgl.cs.tcu.ac.jp人間が得る情報源の80%を占めると言われている視覚に関する研究を行っています。具体的には画像処理関連技術とコンピュータグラフィックス関連技術です。画像処理関連技術には、画像そのものを人間が理解しやすいように編集する画像処理技術と、画像の中に写っている物体の認識を行う画像認識とがあります。一方、コンピュータグラフィックス関連技術では、映画などに利用される綺麗な映像を生成する技術と、視覚だけでなく、触覚なども取り入れた人間の五感を仮想的に実現するバーチャルリアリティ技術があります。画像処理技術を用いると、照明環境の悪い状況下で撮影された画像を鮮明にしたり、大量に撮影した画像から似たような画像を自動的に検索したりすることができます。画像認識技術を用いると、人間の顔を用いた認証や、画像中にどのような人物がどのように行動しているのかなどを調べることができます。一方、コンピュータグラフィックス技術を用いると、夜景の綺麗なレストランから見える風景や、川などの流れを現実に存在するかのように表現することができます。バーチャルリアリティ技術では、視覚と触覚を連動させることにより、生け花や手術の練習を仮想的に行うことができます。大学に入学してから勉強してきたことを積み重ねることにより、より高度な技術を身に付けることができます。研究室では、教員と相談して興味のあるテーマを個人毎に設定します。“好きこそ物の上手なれ”の言葉どおり、研究に対して真剣に取り組んだ学生は学会発表を行い、研究の知識だけでなく、プレゼンテーション能力など幅広い能力を身に付けることができます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔情報科学科101

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