研究室ガイド2011
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教 授野原 勉講 師星 義克学 部 生男子16名 女子2名院 生男子9名 女子1名自動制御研究室【主な卒業研究テーマ】●非ネットワーク型免疫システムの開発●免疫アルゴリズムとファジー理論の比較検証●免疫アルゴリズムを用いた多脚歩行ロボットの歩容生成●自律分散システムを用いた多脚歩行ロボットの歩容生成●自律ロボットによる館内移動システムの開発●胴体関節をもつ多脚歩行ロボットの歩容の最適化●サッカーロボットの開発●適応共鳴理論によるコミュニケーション・ロボットの開発●ロボットを用いた学習教材の開発●非線形波動現象の解析主な就職先(2010年3月・院生含む)日立、日立ソフト、大日本印刷、日本コムシス、ニッセイ情報テクノロジー情報数理コース先端知能制御理論と実システムへの応用制御理論とアルゴリズムはロボット工学の中心的技術学問の教授を通して責任ある社会人の育成 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.ac.cs.tcu.ac.jp/本研究室では、先端知能制御理論を用いた制御手法の研究・開発に取り組むとともに、ロボットを中心とした実際のシステムにそれらの手法を応用する研究を行っています。特に、①高等動物のもつ免疫機能に基づいた人工免疫などの生物指向アルゴリズムの開発とロボットヘの応用、②サッカーロボットやコミュニケーション・ロボットなどの知能化ロボット技術の開発、③胴体関節をもつムカデ型多脚歩行ロボットの動作解析と制御手法の開発、④さまざまな非線形現象の数理工学的解明と社会への応用、などを中心に研究を行っています。これまでの研究の成果によって、従来の理論では制御することが困難であった複雑なシステムを有効に制御することに成功しています。最近、さまざまな分野でロボットが活躍する話題を耳にしますが、こうしたロボットはあらゆる工学分野の研究成果が集約されたものです。なかでも、ロボットを正確に動作させるために必要となる技術の中心となるものが制御理論とアルゴリズムであり、それはまさに本研究室が活発に研究を行っている分野です。本研究室では、これまで学外組織との共同研究・開発により、人工免疫アルゴリズムによる「インターネット・モバイル・ロボット」や、適応共鳴理論を使った「コミュニケーション・ロボット」などの開発を行ってきました。これらの分野では我が国の研究をリードしており、本研究室が得意とする技術を社会に還元する研究・開発にも積極的に取り組んでいます。研究室に入ってくる学生には、「キミはどんなことがやりたいの?」とまず聞きます。そして、その答えが実現できるようアドバイスし、研究環境を整えるよう努力します。たとえば、研究室で扱っているムカデロボットも、学生のアイディアから生まれました。キミたちの主体的な活動を教員の知識・経験でサポートすることで、責任ある社会人の育成を目指します。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔情報科学科104

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