研究室ガイド2011
121/232

穴田研究室(市場分析)講 師穴田 一学 部 生男子12名院 生男子4名【主な卒業研究テーマ】●複雑系ネットワーク縮小アルゴリズム●時系列追尾対応フラクタル解析●脳や免疫系の持つ認識能力や記憶能力の起源●生物共進化モデル●著者の特徴を表現する単語ネットワーク●2次元空間における複数種の捕食者と被食者のシミュレーション●ホタルのカオス的同期現象●流行現象のダイナミクス●価値観を用いた孤立化する人間モデル●音楽のストレスに対する効果●生体データに見られる集中●フットサルフォーメーションアルゴリズムの提案主な就職先(2010年3月・院生含む)荏原製作所、オリンパス、京セラ、コナミ、清水建設、新日鉄、大日本印刷、東芝メディカルシステムズ、凸版印刷、日興システムソリューションズ、日本銀行、日本HP、日本総研、パイオニア、長谷工コーポレーション、日立製作所、日立ソフト、日立情報システムズ、日立物流、フジテレビ、 NTTデータ市場分析・企画コース生物の持つ情報処理能力の起源や社会に見られる現象をコンピュータシミュレーションを通して研究社会におけるほとんどの現象(経済活動など)は、我々の研究対象と同じ複雑系です社会で生きていく上でもっとも大きな武器となる理解力、創造力を養います STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく本研究室では複雑系である自然界や社会に見られる現象を構成論的アプローチを通して研究しています。ここで言う複雑系とは、相互作用によって複雑に絡み合った不可欠分な系の事で、自然界や社会に存在する殆どの現象は複雑系です。そして複雑系を解くための有力な手法の一つが、コンピュータ内に研究対象のモデルを構築し、シミュレーションを行う構成論的アプローチなのです。これらの研究が進めば自然現象や社会現象に関する理解が進むだけでなく、新しいアルゴリズムの構築に繁がります。また、研究を通して培われた研究能力や知識が社会に出た時に大きな武器になることは間違いありません。具体的な研究課題としては、下記のようなものを行っていますが、私におもしろいと納得させてくれれば、内容は何についてのものでもかまいません。自分で問題を見つけるということも重要なことです。研究と深い関係にあるカオスは暗号やロボットの制御、電飾(クリスマスのイルミネーション、イベントや店舗で用いられる電飾、人口ろうそく)の制御、時系列予測(株価や為替の予測)、複雑な動きをする玩具などに応用されています。社会に存在する殆どの事象が複雑系です。従って、研究内容が理学的な内容であっても、工学的に重要な要素を多く含んでいます。これらの研究で得られた成果が新しいアルゴリズムに繋がる事は間違いありませんし、研究を通して培われた研究能力や知識が社会に出た時に大きな武器になります。本研究室では卒業研究に独創性を要求します。従って文献を調べ、勉強する事も重要ですが、それだけでは卒業研究は成り立ちません。自分で考え、試行錯誤を繰り返す事が必要不可欠なのです。従って忙しくても時間を作って根気よく研究できる研究意欲のある事が重要です。 研 究 内 容社会との接点研究室の横顔経営システム工学科119

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です