研究室ガイド2011
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岡研究室(人間工学)講 師岡 誠学 部 生男子5名 女子1名院 生男子1名 女子1名【主な卒業研究テーマ】●10feetユーザインタフェースに関する研究●マルチタッチインタフェースに関する研究●タンジブルユーザインタフェースに関する研究●自然言語処理システムに関する研究●生体情報を用いた情報処理に関する研究主な就職先(2010年3月・院生含む)IT系企業[(株)エポック社、鉄道情報システム(株)、(株)日立情報システムズ、みずほ情報総研(株)]市場分析・企画コース技術主導ではなく、人間生活主導のコンピュータ主に情報機器システムの人間中心設計に係わるテーマを扱う明日の生活情報環境を創る気持ちよく使え、安心して働ける情報メディアを探求私が未来の生活をデザインする夏のゼミ合宿で卒業研究加速 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく情報機器や通信機器のような非常に複雑なシステムから、携帯電話や文房具のような身の回りのモノまで、人間中心設計に基づき、使いやすくするための研究を行います。そのために必要な人間の身体的・生理的特性を調べるための実験や、認知的特性を知るための研究も行います。さらに、コンピュータが人間の行動を知的に支援する知識情報処理システムの研究や、コンピュータが生活環境に入り込んだユビキタスコンピューティングや実世界指向インタフェースなどの未来型ユーザインタフェースの研究・提案も行います。身の回りのモノの使いやすさや、ユニバーサルデザイン(バリアフリー)を研究することを通じて「安心・安全」とはなにかを考えます。また、あらゆるモノにコンピュータが組み込まれ、複雑化する傾向がある現代社会において、人間にとって「分かりやすい」「使いやすい」インタフェースとは何かを考えます。現代において、人間抜きのシステムは存在しません。人間の特性を知り、人間にあったシステムを構築する人間工学の知見はどのような分野においても必要とされるでしょう。研究室は整理整頓を心がけ「研究室をきれいに!」を目標にしています。卒業論文のテーマは、先輩からの引き継ぎに限りません。学生が自主的に提案して取り組むことができます。卒業研究は成果も大事ですが、問題発見、問題提起から解決案の検討、実験・評価までの一連の過程を自立して行える能力を身につけることを最重要課題とします。学生が自ら率先して卒業研究に取り組む姿勢がなければ、卒業研究を終えることができません。そのため、教員からの指示を待つ受け身ではなく、自ら積極的に活動する学生を希望します。卒業研究終了後はさらなる飛躍をするために大学院進学を勧めています。ちなみに、「研究にはメリハリが大事」を信条としているので、研究活動だけではなく、余暇にも力を入れます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔経営システム工学科121

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