研究室ガイド2011
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岡田研究室(環境・資源管理政策)講 師岡田 啓学 部 生20名【主な卒業研究テーマ】●日本における下水道事業の歴史と下水道整備財政に関する研究●食品安全行政と化粧品規則の比較分析●大気を介した汚染物質のばく露による疾病の保証に関する判断基準●ジャカルタにおける洪水防止対策に関する研究●集客イベントにおける廃棄物問題とその対策に関する研究●服装習慣の変更の契機と受容に関する研究●街路灯の柔軟運用・撤去に関する研究●新エネルギーの導入促進制度に関する研究主な就職先(2010年3月・院生含む)THK(株)、川商セミコンダクター、郵便局、トランスコスモス、富士ゼロックス、キャリアネット(株)、APP、大東建託、JR東海パッセンジャーズ、日本システムディベロップメント、菱熱工業政策コース環境問題解決の決定打となる『環境政策』を研究しています適切な環境政策の実施により地球環境が改善につながります環境政策のプランニングから実行、評価の手法まで総合的に学べます横浜キャンパス3号館 7F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく経済活動、都市活動のすべてが環境問題の発生源となっています。つまり、地球環境の悪化は、私たちが生きる社会システム全般と、密接に関わり合っているのです。このため、個別の環境対策を行っても、決定的な解決には至らないという、もどかしい状況が生まれています。こうしたなかで、より大きな視点と範囲において環境問題と取り組む、“環境政策”の重要性が、大きくクロースアップされてきました。この研究室では、さまざまな環境・資源政策の方法論、適切な環境・資源政策の実施から、その後の評価基準など、このテーマを包括的に研究していきます。地球環境の改善は、今世紀の人類に突きつけられた最大の課題です。そのためには、個人個人の環境意識を高めることがもちろん大切ですが、同時に、総合的な視野で環境政策を評価できる知識と能力が求められます。環境政策の研究は、まさにこの分野の知識とスキルを高め、環境問題に取り組むためのツールと言えます。環境問題を克服し、社会を豊かにし、良好な環境を次代に引き継ぐために不可欠な知識、それが環境政策の研究なのです。すぐれたエコ・キャンパスを擁し、日本の大学として初めて環境ISOを取得した本学部の特色を生かした環境・資源政策の研究を進めていくつもりです。美しく、かけがえのない地球を守るための学問を、ともに深めていきましょう。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔環境情報学科160

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