研究室ガイド2011
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中原研究室(サステナブル・エデュケーション)教 授中原 秀樹学 部 生23名院 生1名【主な卒業研究テーマ】●ディープエコロジーの社会的受容性とやさしさの循環型社会●2020年時間的警告●EUおよび日本におけるグリーン購入の比較●平成17年度地方自治体におけるグリーン購入実態調査●プリウス購入者の環境意識調査●環境TVCMと消費行動●CSR報告書の双方向コミュニケーションに関する一考察●横浜キャンパスにおける内部スパイラルダウンの考察と学生環境 マニュアル●横浜キャンパスソーラーパネル設置計画●一般電気事業者別のCO2排出抑制量評価分析●LOHASから見た消費者と企業のあり方●ファーストフード業界における環境対応と問題点●横浜市の小学校における環境教育主な就職先(2010年3月・院生含む)日立製作所、日立情報システム、富士通、シャープ、トヨタ自動車、リコー、富士ゼロックス、P&G、ヤマザキナビスコ、日本通運、荏原テクノサービス、日本環境認証機構、アミタ経営コース持続可能(サステナブル)な消費とライフスタイルに関する研究持続可能な社会の実現方法を提案産学共同研究を実施している点が大きな特色横浜キャンパス3号館 6F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく主に、持続可能(サステナブル)な消費とライフスタイルに関する研究を行っています。具体的には、環境教育のほか、環境情報と消費者に関する研究や環境ISO(EMS、環境広告、環境パフォーマンス)などに関する研究などをテーマとして扱っています。方法としては、まず環境時事問題と文献研究を中心に環境基礎能力を養い、その上で環境関連組織と共同研究(インターンシップ)による実践研究を行っています。世界人口の増加、食料生産の伸びの鈍化、資源枯渇、環境汚染、生物多様性の喪失など、世界をめぐる危機的状況を考えれば、先進国の人々が今日享受している、物質やエネルギーを大量に消費する生活を維持していけないことは明らかです。にも関わらず、先進国の人々は物質的豊かさを手放そうとせず、一方第三世界、とくにアジアの国々は先進国が到達した物質的に豊かな社会に近づこうと日夜努力を重ねています。このままでは地球がいくつあっても足りません。早急に先進国は物質的豊かさから脱却し、別のライフスタイルを確立しなければならず、またアジア諸国は物質的に豊かな社会から持続可能な社会へとその目指すゴールを転換しなければなりません。本研究室では、その方法を提示することを目的としています。産学共同研究を実施している点が本研究室の大きな特色です。これまでの実績としては、NEC、日立製作所、富士通、東芝、グリーン購入ネットワークなどと環境報告書のベンチマーキング、環境ホームページのベンチマーキング、環境パフォーマンスの分析、環境広告の制作、子供向け環境教育のテキスト作成などがあります。また恒例行事として、グリーン購入ネットワーク総会への参加、エコ・プロダクツ展への参加を行っています。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔環境情報学科161

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