研究室ガイド2011
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大谷研究室(知的情報処理)准 教 授大谷 紀子学 部 生32名院 生2名主な就職先(2010年3月・院生含む)ヤフー、野村総合研究所、日立情報システムズ、NECネッツエスアイ、日立システムバリューシステムデザインコースコンピュータにおける知的情報処理に関する研究便利な機能を提供するソフトウェアとサービスの供用斬新なアイディアを実現しよう!横浜キャンパス3号館 7F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.yc.tcu.ac.jp/~otani/【主な卒業研究テーマ】●論文推敲支援システム●授業時間表作成者支援システム●室内環境に適したBGM自動再生●青果物販売支援システム●日本人名読み規則導出●英単語のカタカナ表記生成コンピュータには便利な機能がたくさん備わっています。この便利さのもとになっているのは、コンピュータに組み込まれているソフトウェアや、インターネット上で提供されているサービスです。単純作業や高速演算を得意とするコンピュータが私たちに利益をもたらすかどうかは、私たちがコンピュータにどのような処理をさせるかにかかっています。そこで本研究室では、私たちの生活をより楽しく快適にすることを目的として、コンピュータに知的な処理を行なわせる手法について探求しています。新しいアイディアを考案し、その有用性を検証していきます。パソコンの普及率は1990年代後半から急速に上昇し、2009年末には87.2%にまで達しました。この割合は増加を続け、パソコンは私たちの生活必需品となっていくことでしょう。また、コンピュータは机上で使用するパソコンとしてだけでなく、家電製品や携帯電話、自動車などさまざまな装置や設備に組み込まれた形でも利用されており、私たちの生活はコンピュータによって支えられているといっても過言ではありません。本研究室では、コンピュータで有用な機能を提供するための手法について研究し、成果であるソフトウェアやサービスを社会に供用していきます。「コンピュータに知的な処理をさせよう!」が本研究室のモットーです。日頃から抱いている要望だけでなく、無意識のうちにやり過ごしている問題点にも着目し、調査と議論を重ねた上で、斬新で独創的なアイディアを考案していきます。自分のアイディアをコンピュータ上で実現したときの達成感は何物にも替えがたいものです。そして、卒業研究が終わる頃には、コンピュータに関するさまざまな知識や技術が身についているでしょう。なお本研究室では、「人間」と「コンピュータ」の関わり合いに興味があること、プログラミング技術の習得や事例調査に意欲を持って取り組めること、さまざまな視点から物事を眺め、問題意識を持って考察できることを学生に望みます。社会との接点研究室の横顔研 究 内 容情報メディア学科175

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