研究室ガイド2011
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(本研究室は、2012年に学生募集を行う予定です。)遠藤研究室(英語史・音韻変化)教 授遠藤 幸子【想定される主な卒業研究テーマ】「幼児教育の場で、どう生かす?あなたの英語」●外国の幼児教育の実態調査●保育現場で使われる英語の研究●子供向け英語教材(物語、絵本、紙芝居、ゲーム等)の研究・開発「英語史で答える英語の不思議」 現代の英語、なぜこうなっているのかという疑問がいくつもあります。英語史を辿ることでその答えを見つけます「これを読めばもっと英語に興味がもてる」「なぜかな、と思ったら調べよう」等々力キャンパス2号館 2F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく想定される主な就職先幼稚園、保育所、認定こども園、児童養護施設、子育て支援施設、子ども関連企業、児童関連研究機関、児童行政関係の官公庁、国際児童関連機関、大学院進学 など現在の研究テーマは、固有名詞における音変化です。たとえば、Peggieという名前、これは元はといえばMargaretという名前からできた愛称なのです。Margaretがどのような音変化を経てPeggieになったのか、どのような音変化の法則があるのか、というようなことを研究しています。音が変わるということは、すなわち、人が発音を変えるということであり、人はどうして発音を変えたのかという疑問に答える作業をしていることでもあります。社会的な背景なども関係してくる場合があり、音変化の原因は複雑ですが、それを解明していきたいと思っています。2007年に出版され、2009年に3刷がでた『語源で楽しむ英単語』(遠藤幸子著、NHK出版)は英語の祖先であるインド・ヨーロッパ祖語からどのように英語が発達してきたのかをやさしく、わかりやすく説いたもので、英語の歴史、英語の親類語などについて説明しています。flamingo(フラミンゴ)とblazer(ブレザー)の語源が同じというようなことがわかり、英語が得意でなくとも、内容は理解しやすく、読むことによって英語に対する興味が深まるでしょう。勉強していると、あるいは、勉強しているときでなくても、「なぜかな?」と思うような問題にぶつかることは多いと思います。そのとき、「どうでもいいや」と思わず、ちょっと調べてみませんか。知るということ、なぞを解くということは、人が味わえる大きな喜びです。それをしないのはあまりにももったいない。その気になればそこにもここにも疑問のタネがあります。興味をもって、答えをさがしましょう。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔児童学科214

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