研究室ガイド2011
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(本研究室は、2012年に学生募集を行う予定です。)教 授小林 由利子小林[由]研究室(ドラマ/演劇教育)「遊び」とドラマと演劇について実践的に探究する子どものためのドラマ/演劇で社会とつながり、協働しようおもしろいと思えることに出会い、継続してかかわり、「あ、そうなのか!」という発見の瞬間を経験してほしい等々力キャンパス3号館 2F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく【想定される主な卒業研究テーマ】●子どもの劇的遊びの事例研究●劇的遊びと劇遊びの関係●幼稚園・保育所における人形劇公演の意義●絵本の劇化の可能性●ドラマ教育の理論と方法論●保育における媒体としてのドラマ/演劇●児童演劇の脚本分析●児童演劇の鑑賞教育の意義●児童演劇批評の必要性●児童演劇・ドラマ/演劇教育史想定される主な就職先幼稚園、保育所、認定こども園、児童養護施設、子育て支援施設、児童演劇団、児童文化施設、劇場、子ども関連企業、児童関連研究機関、児童行政関係の官公庁、国際児童関連機関、大学院進学、留学 などドラマと演劇のルーツは、子どもの「遊び」といわれている。このことを基盤にして、クリエイティブ・ドラマやDIE(Drama in Education)やプロセス・ドラマ、児童演劇の理論と方法論について研究している。これらの英米の理論と方法論をどのように日本に適応させていくかについて、フィールドワークに基づきながら研究している。国内外の国際児童演劇フェスティバルの教育的意義、鑑賞教育の意義、地域との関係について、フィールド調査を行っている。ドラマ/演劇を学習媒体にするTIE、アプライド・ドラマ、応用演劇、フォーラム・シアターについてもフィールド調査を実施している。国際児童・青少年演劇フェスティバルおきなわおよび大坂のプログラム・アドバイザーとして、児童文化による平和構築の可能性について、児童演劇作品上演、共同制作、シンポジウムの企画にかかわりながら、実践的に研究している。中東とアフリカにおける、ドラマ教育と児童演劇の実地調査を行い、これらの諸国の紹介および研究者と専門家の招聘にかかわる。日本の優れた児童演劇脚本を翻訳し、海外での上演に協力し、海外への日本文化の普及に協力している。探究心と好奇心をもって、研究にかかわり、そのプロセスで感性と知性を磨き、混とんした状態を抱えながら、先へ進むことができる人材を育成したいと願っている。おもしろいことを他者と共有できるおおらかさをもって、グループ活動の醍醐味をドラマ/演劇を通して、感じ、そして考えていく。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔児童学科215

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