研究室ガイド2011
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(本研究室は、2012年に学生募集を行う予定です。)青木研究室(医学史・教育史)教 授青木 純一教師・学校が使う言葉近現代における結核対策の歴史神奈川県の学校教育と交流結核予防運動を推進本や活字の内容は実際に現場を通して確かめよう等々力キャンパス2号館 2F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく【想定される主な卒業研究テーマ】●戦後日本における教育改革と児童文化●教師が使う言葉とその特徴●学校文化の形成に果たす地域の役割●GHQの医療政策における子ども認識●感染症の歴史と子どもの処遇●病院内教育の歴史と課題●特別支援教育における支援のあり方想定される主な就職先幼稚園、保育所、認定こども園、児童養護施設、子育て支援施設、子ども関連企業、児童関連研究機関、児童行政関係の官公庁、国際児童関連機関、大学院進学 など◎学校や教師が使う言葉には特徴があります。教育言説といわれるこれらの言葉が生まれ続ける背景とは何か、また教師はなぜ使い続けるのか、これらの課題を明らかにすることです。◎結核の歴史を人々とのかかわりの中から明らかにしています。具体的には、撲滅運動、予防団体、法令、療養所、療養雑誌、患者運動などがテーマです。◎学校では研究や研修がさかんに行なわれています。教師や学校が自分達の使う言葉の特徴や傾向を知ることで、研究や研修内容をより幅広く、客観的に捉えることができるように支援しています。◎結核は今日でもとても恐ろしい病気です。結核予防会を中心に様々な予防運動が繰り広げられています。これまでの結核の歴史を知ることは現在の取り組みを考える手がかりとなります。結核予防会のアーカイブス事業に協力して過去の貴重な資料をまとめています。◎研究活動は、毎日の地道な活動を積み重ねることで成り立ちます。「じっくり、ゆっくり、忘れずに」をモットーに研究指導をします。◎研究活動を継続するにはテーマに関するほどよい刺激が必要です。この刺激は本や研究室の中にあるわけではありません。頭で考えるのではなく、足で考える研究活動を大切にします。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔児童学科216

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