研究室ガイド2011
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教 授髙木 研一准教授講 師白木 尚人藤間 卓也学 部 生男子22名院 生男子10名機械材料研究室【主な卒業研究テーマ】●脱W硬質耐摩耗材料の開発●ホウ化物系硬質材料の開発●超軽量マグネシウム合金の開発●スクラッチ試験によるコーティング皮膜の特性評価●各種金属の疲労強度特性に関する研究●欠陥を含む材料の疲労強度推定に関する研究●鉄系焼結材料の特性改善●ホウ化物系高効率熱電材料の開発●イオン性高分子被覆表面のトライボロジー主な就職先(2010年3月・院生含む)三菱マテリアル、タンガロイ、日立金属、ブリヂストン、プレス工業、カルソニックカンセイ、トーヨーカネツ、戸田建設、ジャムコ、スカイマーク、日本クラウンコルク、東洋製罐、油研工業、前田道路、石井鐵工所機械材料工学コース新素材開発と材料評価システムの開発材料開発を通じてサステイナブル社会に貢献就職に役立つOBとの活発な交流を推進 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく新機能材料や構造材料の開発、その特性発現機構の解明並びに特性評価に関する研究を行っています。近年注目されている粉末冶金的手法を用い、世界で始めて実用化されたホウ化物系硬質耐摩耗耐食材料や超軽量マグネシウム合金ならびに熱電変換材料の開発を進めています。さらに金属、セラミックス、複合材料や表面改質材料などの先進材料の強度特性の予知と制御に重点を置き、新しい材料評価・試験システムの開発にも力を入れています。また新たに無機・有機ハイブリッド材料による、イオン性高分子被膜を用いた高機能性表面の開発とそのメカニズムの解明を行っています。機械の寿命を左右するのは材料であり、設計に必要な特性を満足する材料がなければ機械は設計できません。私たちの研究室では時代や環境問題を先取りした新材料の開発を目指しています。さらに機械の寿命を左右する疲労や摩耗等の劣化要因を明らかにするとともに、材料特性の評価・試験システムを開発し、限りある資源の有効利用に寄与します。機械材料に関する研究を通して、サステイナブル社会に貢献してゆきたいと考えています。各自で卒業研究テーマを決め、進行状況を論文発表形式で月一回発表。その際に指導教員から、研究内容のまとめ方や発表方法に関する指導を受けます。もちろん学生同士の自由な討議、質疑応答も活発です。学生生活においては、教員と学生とのコミュニケーシヨンを重視し、年一回の研究室旅行をはじめ、学園祭や体育祭などの大学行事にも積極的に参加。また研究室のOBとの交流も盛んで、OBの紹介・推薦で就職を決める学生も例年数多くいます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔機械工学科26

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