研究室ガイド2011
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臨床器械工学研究室【主な卒業研究テーマ】●外科手術用高機能ロボットマニピュレータの開発●遠隔手術システムの開発●人工心臓用小型ポンプの開発●医用ポンプ用小型(ミリサイズ)アクチュエータの開発●超音波装置の開発●生活支援機器用パワーアシストシステムの開発●肢体不自由者用パワーアシスト車いすの開発●経皮エネルギー伝送システムの開発●内視鏡システムの開発●動物実験による再生医療工学主な就職先(2010年3月・院生含む)テルモ、日立メディコ、東京技研、日本精工、並木精密宝石、パナソニック電工エンジニアリング、読売理工医療専門学校 など治療メカトロニクスコース手術ロボットや高齢者をいやす福祉ロボットなど境界・複合領域がターゲット医療・福祉を機械工学がサポート誰もやらない研究・人に役立つ研究を目指せ!! STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく機械と電子(電気)と医学を有機的に結びつけた生体医工学分野(医学の問題を工学的な手法で解決する境界・複合領域)において、機械的な手段を取り入れた技術を構築して臨床、福祉医療などの諸問題を解決することを目指した研究を進めています。本研究室では、この分野への応用としてアクチュエータ関連技術を主眼に置き、外科手術用ロボット、遠隔手術システム、人工臓器(人工心臓など)、生活支援機器、エネルギー伝送システムなどの構築を目指しています。疾患(病気)を持つ患者さん、高齢者や障害を持つ人々をサポートする臨床医療技術、生活支援・福祉技術など、医学と工学を矛盾なく結びつける幅広い領域におよぶ研究を展開しています。例えば、高機能ロボットマニピュレータ(ロボットハンド)を離島や過疎地に設置して、現地に外科医がいなくても遠隔操作で外科手術が可能になる、肢体不自由者が健常者と変わらない生活ができるように自立・支援を行うなど、機械工学・電子(電気)工学の技術を医療・福祉の分野へ展開しています。誰もやらない研究・人に役立つ研究を目指し、学生全員が異なるテーマに取り組んでいます。研究テーマ別のミーティング、卒業論文中間発表会、合宿研究発表会および最終発表会など、各人の研究テーマに対するディスカッションの場を設けることで、オリジナリティーに富んだ研究成果が得られるよう指導しています。研究成果は、国内の学会や国際会議などでの発表を目指します。自分で考える力を養い、グローバルな社会への適応性の育成を大きな教育方針としています。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔教 授森 晃准 教 授和多田 雅哉学 部 生男子16名 女子6名院 生男子9名生体医工学科44

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