研究室ガイド2011
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電気機器研究室【主な卒業研究テーマ】●環境負荷低減を目指したオールアルミモータの基礎研究●リニア誘導モータを用いたクレーンの駆動制御●各種リニア振動アクチュエータの開発●電磁石吸引制御(EMS)式磁気浮上に関する研究●誘導反発(EDS)式磁気浮上に関する研究●永久磁石反発型磁気浮上に関する研究●超電導バルク応用機器に関する研究●マイクロ振動発電機の製作●凸極同期モータの負荷試験装置の開発主な就職先(2010年3月・院生含む)東京電力、東芝、カルソニックカンセイ、東洋電機製造システムエレクトロニクス工学コース(電磁システムグループ)リニアモーターカーからマイクロマシンに至る、様々な電磁システムを研究リニアモータ、磁気浮上の分野では誰もが知る研究グループ綿密な指導で、学生の自由な発想を現実の世界に活かしていく STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく教 授小豆澤 照男 准 教 授鳥居 粛学 部 生男子18名院 生男子7名リニアモーターカーは、誰もが注目する未来の技術ですが、国内外での営業線の運行も始まり、今まさに現実のものとなりつつあります。これに使われている中核技術である、リニアモータ、磁気浮上、超電導が全て揃っている研究室がここです。リニアモータ・リニアアクチュエータ、磁気浮上の設計と制御、高温超電導の各種応用など、関連する多種多様なテーマを扱っています。加えて、半導体製造プロセスを応用した、ナノ・マイクロマシンの設計・製作にも取り組んでいます。当グループは知る人ぞ知る、リニアモータや磁気浮上の分野では有名な研究グループです。産業界との緊密な連携が必要な分野であるため、企業との共同研究もあり、モノ作りの最先端に触れる機会も数多くあります。また、モータドライブグループや、学内の関連分野の他の研究室との交流も活発に行っています。次世代につながる、新しい電磁駆動システムを提案することが、研究グループとしての大きな目標です。学生の自由な発想を、教員の指導を受けながら現実味のあるモノに発展させていくことが、この分野の研究の醍醐味であり、毎週の研究ミーティングを通して、中身の濃いディスカッションをしながら研究を進めます。教員の密な指導を受けつつ、自分で考える力を養い、社会に適応しつつきらりと光るエンジニアを育成します。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔電気電子工学科53

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