研究室ガイド2011
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教 授湯本 雅恵准 教 授森木 一紀・岩尾 徹学 部 生男子16名 女子1名院 生男子10名 女子1名気体エレクトロニクス研究室(応用計測工学)【主な卒業研究テーマ】●二次電子・光電子放出特性の計測と材料物性●環境にやさしい絶縁ガスの破壊特性●高励起種を用いた材料表面の改質●高分子材料の硬度向上と接着力の改善●廃棄物処理・リサイクル技術の開発●高輝度紫外光源の開発●高温ガス中の化学反応過程のシミュレーション●高温アークトーチの制御とその応用●減圧アークを用いた超高速表面処理●プラズマ重合法CVDによる高分子導波路形成のための検討ほか主な就職先(2010年3月・院生含む)東京電力、東芝、三菱電機、古河電工、日本AEパワーシステムズ、関電工、スタンレー電気、東光電気、SMC、三英社製作所、富士ゼロックスエンジニアリング、ミネベア、朝日工業社、東京アート、進学 など電力社会システム工学コース放電機構の解析および放電利用技術の開発蛍光灯からLSIの微細加工、環境浄化技術まで自分の責任ですべてをやろう!! STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく電力の発生・輸送の過程で不可欠な高電圧・大電流技術、その中で求められる材料物性や計測技術を含めた電力システムにかかわる基礎技術とその体系を研究しています。関連分野として、放電現象に関わる微弱光や微弱電流の計測、放電応用として低気圧放電を利用した材料改質、高温アークに関わる光計測とそれに伴う画像解析やシミュレーション、及び、その応用分野を研究の対象としています。放電現象は、自然界ではオーロラや雷そして静電気として生じ、工業的には、蛍光灯やコピーをはじめとする身の回りの器具、LSIの微細加工や半導体の製造工程などの広い分野で利用されています。また、最近では、ナノテクと呼ばれるような微細加工や、環境浄化技術の研究が進められ、放電を利用した装置はすでに身の回りに数多くあります。しかし、放電現象は複雑な過程の積み重ねで生じるため、そのプロセス・機構が十分に理解されないまま利用されているのが現状です。そこで、本研究室では、放電現象を深く掘り下げ、その物理的解明を図っています。そして、その基礎研究の成果を基に、活発に企業とプロジェクトを組み、研究横断的なチームを作り、基礎研究にて培われた技術を生かし産学連携・共同研究を行うことで、社会に貢献する取り組みをしています。研究室では、「なぜ?」と疑問を持ち、その疑問を解決する能力を養うことを目標に、1人1テーマで、企画から実行、結果のまとめまで一連の仕事を一人で成し遂げる習慣を養い、各人の判断で問題解決ができるようにするトレーニングを重ねています。その過程で、ミーティングや中間発表を頻度高く行い、プレゼンテーションのトレーニングも合わせて行い、研究を通して各人の技術者・研究者としての実力に磨きをかけるように取り組んでいます。大学院生は、毎年、学会で数多くの発表を行ない、学会誌に投稿する成果もあげています。これらの成果はメンバーの和が土台となっており、そのためにスポーツ大会等、各種のイベントにも積極的に参加しています。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔電気電子工学科54

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