研究室ガイド2011
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教 授手塚 貴晴学 部 生男子4名 女子5名院 生男子12名 女子2名手塚研究室【主な卒業研究テーマ】研究室の学生は、卒業設計もしくは卒業論文もしくはその 両方を選択することができます。●卒業設計の項目は自由ですが、その設計内容は説得力のあるコンセプトが貫徹した作品でなければなりません。オリジナル性重視が本研究室のポリシーであり、形態の操作だけの作品や一般論を述べるだけのコンセプトは一切評価されません。●卒業論文は、近代のハイテックスタイルに貢献した過去の建築のなかからテーマを選択します。たとえば、パクストンのクリスタルパレスに始まり、近代ではピエール=シャローのガラスの家、現代ではアーキグラムやメタボリズムなどがその対象となります。論点は、形態論にとどまらず、社会面および思想面から分析した結果でなければなりません。主な就職先(2010年3月・院生含む)日建設計、NTTファシリティーズ、山下設計、ドミニク・ペロー、デイヴィッド・アジャイ、日建アクト、松田平田、ジャン・ヌーベル、ベルラーヘ進学、AAスクール進学 など建築計画・設計コースモバイルアーキテクチャーの探求および設計活動実際の作品や設計競技への参加を通して実践力を体得オリジナル性重視!! STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.tezuka-lab.com/実際の建築を作っている教員が自作を通じて生きている建築を教えます。2007年3月竣工のふじようちえんでは、学生のアイデアが実作に随所に現れています。実際の建物に係わり、出版されることで、大学教育を超え実社会の先端に機会を学生は得ることができました。2007年4月から5月にかけては、横浜バンクアートにて、非常時の空気膜構造シェルターを提案。TVや雑誌に紹介されました。過去の作品としては新潟の自然科学館キョロロにも深く学生は関わっています。雪に埋もれる160メートル重さ2000トンの耐候性鋼板の建物は、日本代表としてベネツィアヴィエンナーレに招待されるなど、国際的に高い評価を得ました。2009年は、新潟県越後妻有アートトリエンナーレに研究室として参加。古屋を改造したアーティストレストランをオープンしました。新潟県松之山自然科学館のプログラム及び企画設計に関わりました。大学院生には、実際にこれから建設されるプロジェクトの企画立案から完成までの全てのプロセスを体験してもらっています。日本最先端の技術会議を目の当たりに出来ます。手塚貴晴教授本人も毎年10を超える様々な建築を実現。新建築やGAなど専門誌から、ブルータスなどの一般誌に至るまで、多くの作品を発表し、日本建築家協会賞、日本建築学会賞、グッドデザイン賞インタラクションデザイン賞他多くの賞を納めています。詳しくはホームページをご参照下さい。http://www.tezuka-lab.com/毎年、より多くのコンペに応募することを目標の一つとしています。これを通じて、学生には、多くの仲間の様々な意見を取りいれながらも、一つのコンセプトに基づいて首尾一貫した建築が構築されうることを学んで欲しいと考えています。社会に出てからの作業は、殆どの場合共同作業であり、その中で人の和を保ちながらも満足できる作品を結実させられるかが勝負となります。コンペ応募はその為の最良の手段と考えます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔建築学科67

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