研究室ガイド2011
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小見研究室【主な卒業研究テーマ】●可変型インフィルユニットの試作●リフォーム用内装下地システムの工数研究●ビル斜壁部の劣化調査●住宅ストックの国際比較主な就職先(2010年3月・院生含む)大東建託、日本空港テクノ、TAK-QS、タマホーム建築工学コース新構法の開発研究、施工現場調査、フィールド・サーベイストック社会における建築の新陳代謝を考える他大学との共同研究も活発に STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく効率性を追求した20世紀型の建築生産から、持続可能性を追求する21世紀型の建築生産への転換を図るために必要な構工法・生産システムについて研究します。新築やリノベーション現場の実態調査や、新しい構工法の開発、建築・都市の再生等に関わる研究を進めています。それぞれの分野における歴史的・社会的背景の分析・理解にはじまり、最新の技術や手法についての調査を通して、新しい提案に結びつけていくことが主な目的です。戦後、スクラップ・アンド・ビルドで次々につくられてきた建物は、既に量的には十分であり、少子化・人口減少により余るようにさえなっています。その一方で、耐震性能が不足していたり、ライフスタイルの変化などにより、質的には十分といえなくなった建築が数多くあります。現在はこれらの調整局面にあり、建築生産の立場から、これらの解決を模索していきます。「とにかく自分でやってみる」ことをモットーとしています。現場に出向いての調査はもちろん、新しい構法の試作なども自分たちで設計し、加工・組み立てまで行うことで、ものづくりの面白さを実体験していきます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔准 教 授小見 康夫学 部 生男子5名院 生男子2名建築学科78

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