研究室ガイド2014
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔都市住民が、環境負荷を考慮しつつ、暮らしやすく豊かなコミュニティで生活できることは重要な課題です。私たちの研究は、身近な地域の環境の問題を認識し、コミュニティ資源を発掘しつつ、地域の環境を守り育てるための研究を行っています。主要なテーマは、「郊外住宅地や団地の再生とコミュニティ・居住者意識変化」、「商業地の再生や景観と回遊行動」、「まちなかの緑や公園とコミュニティ形成」などがあります。街歩きやフィールドワーク、まちづくりワークショップ、インタビューやアンケート調査を行い、環境・空間と人々の意識・行動を把握検証します。実態を重視し詳細に調査すること、多様な人々の意見を把握すること、新規性と説得性の高い結論を導くことを目指して研究を進めています。3年の事例研究では、自治体や地域団体との連携により、特定地域のまちづくりワークショップを行います。実社会に有効で実現可能な提案を目指し、皆さんの提言を関係者の前でプレゼンテーションをしてもらっています。卒業研究についても様々な連携を図りつつ、研究を進めておりますが、日本都市計画学会や日本建築学会などの学会発表のほか、住民、行政、地域団体、他大学との合同発表会など、様々な場で発表をしていただきます。研究にあたっては、主体性と積極性が重要です。自ら積極的に問題を探りつつ、研究を通じて、さらに問題を明確化し、分析する能力や提言する能力を身につけることを目指します。ゼミでは、多いにディスカッションをし、自分の意見を的確に伝えプレゼンテーションできる力も併せて養ってください。趣旨や視点の明確さと構成力、表現力を鍛えましょう。研究内容社会との接点研究室の横顔都市環境分野室田研究室サステナブル・コミュニティをめざし、都市の住宅地や商業地の計画や再生に関わる実証的研究行政や商業団体、住民団体、小中学校との連携によるまちづくり活動への参加とプランづくり、政策提言問題の分析力・提言力・プレゼンテーション能力を醸成横浜キャンパス3号館6階主な就職先・進学先(2013年3月・院生含む)積水ハウス、旭化成ホームズ、ロッテ、三井不動産商業マネジメント(ららぽーと)、野村ビルマネジメント、JR東海、JTB、クラブツーリズム、凸版印刷、第一生命情報システム、NTTコムウェア、NTTデータアイ、三島市役所 など(都市・コミュニティ再生)<市街地再生>●TMO活動発展の要因に関する研究●密集市街地における高齢者意識からみた課題●町田の商業地と憩い・潤いづくり●ドイツの社会都市プログラムに関する研究<景観まちづくり>●住民意識に基づく景観資源マップ作成手法の研究●景観政策と景観条例の役割●マンション紛争と景観問題に関する研究●住民意識に基づく景観資源マップ作成手法の研究●商店街の景観と案内・サイン●マンション紛争と景観問題に関する研究<オープンスペース>●港北NTの幼児の公園利用実態●総合設計制度による公開空地の公開性に関する研究●都市河川とまちづくりの一体的整備に関する研究<コミュニティ再生>●まちづくり分野のNPO法人のネットワークに関する研究●港北NTにおける町内会に関する研究●住宅団地の高齢化と孤立化対策<土地利用・機能再編>●土地区画整理と市街地再開発の一体的施行制度の効果と課題●港北ニュータウン周辺市街化調整区域における土地利用実態と地権者意識に関する研究教 授室田 昌子学 部 生22名環境創生学科148

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