研究室ガイド2014
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔教 授小俣 一平学 部 生25名本研究室は、3人が1つのグループを構成し、①テレビ、②新聞、③雑誌、④インターネットの4つのメディアに分かれて、統一テーマを調査し、報告します。「いま」を読み解くところがポイントです。例えば、4月、5月は「尖閣諸島問題」がテーマでした。それぞれのメディアが、「尖閣諸島問題」をどう伝えているかをトコトン調べ上げ、その結果や自分の見方を発表しました。毎回テーマごとに担当メディアもメンバーも交代します。今年は、「TPP」や「アベノミクス」「憲法96条」などが候補に上がっています。テレビ見ない、新聞・雑誌読まない、ニュースはネットから興味のあるものだけで十分という若者が多くなってきた昨今、はたしてそれで社会に出て通用するのでしょうか。自分の興味の世界だけでなく、身の回りで何が起きているのか、社会生活を送る上で知っていなければならないニュースや情報を読み解くことで、いつも「世の中」を意識するようにしています。研究室には「新聞」「雑誌」が溢れていますし、ニュースは予約録画、お勧めのノンフィクションもふんだんに揃っています。社会に出て恥ずかしくないように、毎週文章を書くことで自己表現の練習もしています。研究室は、“木戸御免”にしてあるので、研究室所属以外の学生たちも、1年生の時から気楽にやって来ます。ゼミ生のありようは、その年次、年次で特色があって、ゼミへの関わり方にも濃淡があります。愉しいゼミにするかはどうかは、ゼミ生たち一人一人にかかっているので、口出しはしません。ただお互いを気遣う心を育むことと、「自立する志」を持つように指導しています。研究内容社会との接点研究室の横顔小俣研究室「いまを読み解く」トコトン新聞・雑誌・テレビ・ネットのニュース、報道番組に拘る「社会性を身につけよう」─サヨナラ自己中心主義まるで記者クラブのボックスのように、雑然とした中で誰かが黙々と何かをしている横浜キャンパス3号館4階主な就職先・進学先(2013年3月・院生含む)AOKI、東急リバブル、キューブシステム、住友林業情報システム、岩崎学園、豊通ケミプラス、浜松市役所マス・メディアで取り上げられている大きな問題から近所の出来事まで、「これがニュースだ!」と思うことを掘り下げ、多角的、複眼的、鳥の目、虫の目で捉えていきます。いつも「なぜ?」を考え、「ジャーナリストは疑り深い」の精神を大切にしていきます。例えば、●日本の冤罪●東日本大震災報道の変遷●ジェンダー●原発再稼働問題とメディア●メディアと政治●インターネット広告の効果研究(ジャーナリズム)社会メディア学科168

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