研究室ガイド2014
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔効率性を追求した20世紀型の建築生産から、持続可能性を追求する21世紀型の建築生産への転換を図るために必要な構工法・生産システムについて研究します。新築やリノベーション現場の実態調査や、新しい構工法の開発、建築・都市の再生等に関わる研究を進めています。それぞれの分野における歴史的・社会的背景の分析・理解にはじまり、最新の技術や手法についての調査を通して、新しい提案に結びつけていくことが主な目的です。戦後、スクラップ・アンド・ビルドで次々につくられてきた建物は、既に量的には十分であり、少子化・人口減少により余るようにさえなっています。その一方で、耐震性能が不足していたり、ライフスタイルの変化などにより、質的には十分といえなくなった建築が数多くあります。現在はこれらの調整局面にあり、建築生産の立場から、これらの解決を模索していきます。「とにかく自分でやってみる」ことをモットーとしています。現場に出向いての調査はもちろん、新しい構法の試作なども自分たちで設計し、加工・組み立てまで行うことで、ものづくりの面白さを実体験していきます。他大学との共同研究を継続的に行っており、一緒にゼミ合宿も行います。研究内容社会との接点研究室の横顔建築工学コース小見研究室新構法の開発研究、施工現場調査、フィールド・サーベイストック社会における建築の新陳代謝を考える他大学との共同研究も活発に世田谷キャンパス4号館3階主な就職先・進学先(2013年3月・院生含む)大成建設、戸田建設、木下工務店、三和シヤッター、ライズウェル●改修用各部構法の調査分析●三次元写真測量による既存建物の計測●郊外戸建住宅団地における改修実態調査教 授小見 康夫学 部 生男子4名・女子1名院 生男子2名83建築学科

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