東京都市大学 研究者一覧
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TCU Research Directory 243 教 授 天野 克也建築学 都市計画・建築計画所 属工学部 建築学科所 属研究室建築計画 天野研究室H Phttp://www.arc.tcu.ac.jp/labs/amano分 科細 目研究内容と目指すもの「住まいと町づくり」「町づくり計画論」「町づくりの仕組み」という3つの柱を立てて研究を進めています。「住まいと町づくり」では、近隣交流、防犯上の観点から住まいと町との程よい関係を、「町づくりの仕組み」では、自治体が取り組んでいる様々な町づくりの制度や活動の効果を、それぞれ解明することを目的としています。「町づくり計画論」では、田園都市論、近隣住区論、コンパクトシティ論など国内外の計画思潮、事例を題材として町づくりを支える考え方を考究します。1空き家活用に関する研究最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3世田谷区「地域共生のいえ」における運営及び活動実態に関する研究、日本建築学会, 地域施設計画研究, 32, 1-6, 2014. など論 文JST『伝統的建造物群保存地区における総合防災事業の開発(平成24年~平成27年)』プロジェクト参画平成9~10年度科学研究費補助金基盤研究(C)、平成11~12年度科学研究費補助金基盤研究(C)、平成16~18年度科学研究費補助金基盤研究(C)、平成23~25年度科学研究費補助金基盤研究(C)外部資金歴史的環境を対象とし、空き家活用物件の事例調査をもとにその活用実態を明らかにし、空き家活用システムとして、地区全体のマネジメント組織のもとに、空き家活用希望者の各段階に応じた適切な支援の運用システム構築を提案している。その内容は、右図に示す通りである。すなわち、重伝建地区を中心としたまちづくり組織内部に『空き家活用部門』を設置し、空き家活用イベントを行う民間組織による地域住民・活用者の両視点から地区管理体制を構築することにより、民間による空き家バンクの設立を通じて、空き家活用の各段階に応じた個別の支援を適切に運用させる仕組みである。工 学住環境計画住まいと町地域施設研究者情報

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