東京都市大学 研究者一覧
29/282

TCU Research Directory 27 情 報 学回路設計設計支援技術最適化講 師 瀬戸 謙修計算基盤 計算機システム所 属工学部 電気電子工学科所 属研究室フォトニクス研究室(回路デザイン)H P─分 科細 目研究内容と目指すものFPGAやLSIなどのデジタル回路を中心とした設計支援、設計最適化技術に取り組んでいます。現在までに、C言語などのソフトウェアプログラムからデジタル回路を自動出力するソフトウェア(高位合成ツール、最適化コンパイラ)の開発、特定の応用に向けた効率的なプロセッサ(ASIP)の自動生成およびコンパイラ合成などに取り組んできました。目指すものは、省電力、高性能、低コストなデジタル回路設計を短期間で可能にするためのソフトウェアの開発です。1最近の研究テーマ2業績・プロジェクト・産学連携等3Y.Kato, K.Seto:「Loop Fusion with Outer Loop Shifting for High-level Synthesis」,情報処理学会 Trans. on SLDM, 2013など、査読付き論文多数論 文「複数の演算装置によるシーケンス処理実行装置」、2006など多数特 許2007年情報処理学会 山下記念研究賞、システムLSI設計技術研究会優秀論文賞、情報処理学会 Transaction on System LSI Design Methodology論文賞など多数受 賞半導体理工学研究センター、三菱電機など、産業界との共同研究多数産学連携高性能ハードウェア自動生成のための最適化ソフトウェア高位合成ツールは、設計期間を大幅に短縮できるため、導入が進んでいます。残念ながら、そのまま高位合成ツールを使用しても高性能なハードが生成できず、人手による最適化が必要になる場合が発生し、設計期間が長期化する問題があります。この問題を解決するため、高性能なハードウェアを短期間で設計可能にする自動ループ変換技術や自動メモリ最適化技術に取り組んでいます。研究者情報

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です