大学院 Graduate School

最先端の研究領域を幅広くそろえ、社会に貢献し、未来を創造する人材を育成する。
総合理工学研究科は、1966(昭和41)年に開設されました。早稲田大学との間で共同原子力専攻(博士前期課程・博士後期課程)を2010(平成22)年に設置、自然科学専攻を2020(令和2)年に設置するなど、時代の要請に応え続けており、博士前期課程(入学定員276名)・博士後期課程(入学定員38名)ともに6専攻が設置されています。高い教育レベルと充実した研究内容を誇っています。環境情報学研究科は、2001(平成13)年に開設され、現在、博士前期課程(2専攻・5領域)・博士後期課程(2専攻・3領域)が設置されています。環境、情報、都市生活という最先端の研究領域に日夜取り組んでいます。
入学者受入れの方針(アドミッションポリシー)
東京都市大学大学院は、持続可能な社会発展をもたらすための人材育成を目的とし、その目的を達成するための学術研究の専門分野に対応して研究科を設置しています。各研究科では、それぞれ定めた「人材養成及び教育研究上の目的」に基づき、以下のような能力・意欲・目標を持つ人を求めます。
博士前期課程
現代社会では、経済・社会・環境の3つの要素を考慮し、持続可能な社会開発が求められています。そのためには、確かな専門能力に基づき横断的かつ複合的に社会の諸問題を解決できる人材が必要です。そこで、入学を希望する学生には以下の項目に対して共有できることを求めます。
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本学の掲げる「教育理念」と「教育目的」への共感
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多面的かつ複合的な視点とそれに基づく論理的思考
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未知な問題に対する強い関心とその解決に対するチャレンジ精神
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専門的な能力を有するものとして必要なコミュニケーション力
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人間として持つべき倫理観
博士後期課程
現代社会では、経済・社会・環境の3つの要素を考慮し、持続可能な社会開発が求められています。その開発のためには諸課題の解決を図る高度な研究能力が必要であり、さらには、新しい課題そして新しい領域を開拓する能力を身に付けることが求められています。このため、以下の項目に対して共有できる学生を求めます。
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現代社会の抱える諸問題を認識し社会の発展に貢献する意欲
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未解決課題に対応するために自らの能力を開発する力
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地球的視野から様々な関係者と連携しつつ諸問題の解決に取り組む能力
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指導的な役割を果たすために必要な実行力
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研究活動に求められる適切な倫理観
教育課程の編成方針(カリキュラムポリシー)
東京都市大学大学院は、修了認定・学位授与に関する方針を達成するために、以下のように教育課程を編成・実施します。
博士前期課程
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研究能力の養成に資する専門基礎科目群を編成するとともに、分野ごとの高度な専門知識の修得に資する専門科目群を編成する。
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幅広い教養を持ち、国際社会で活躍できる人材を育成するため、共通科目群を編成する。
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専門分野に関する特定の課題を深く追求し、高度な研究能力を修得するため、特別研究を設置する。
博士後期課程
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高度な学術研究を遂行する研究者として備えるべき見識と素養を身に付けるため、学際的な教養、先端的な研究方法、研究成果を体系化する能力などを獲得し、併せて研究倫理を徹底するとともに、教育者としての役割および社会における学識経験者の役割を適切に果たすための素養を培うため、「講究」を設置する。
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専門分野に関わる特定の研究主題を設定し、これを深く追求して学位論文に取りまとめるため、「特殊研究」を設置する。
学位授与に関する方針(ディプロマポリシー)
東京都市大学大学院は、本学の教育理念に基づき、所定の単位を取得し、以下の知識・能力等を修得した学生に対して修了を認定し、博士前期課程においては修士の学位を、博士後期課程においては博士の学位を授与します。
博士前期課程
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自らの専門に関する特定の問題に対して、課題の設定を適切に行い、解決方法を構想し、高度な専門知識を駆使して問題解決に取り組む実践的な研究能力を身に付けている。
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国際社会において、修得した専門知識と自らの研究成果を活かして活躍できる実践的なコミュニケーション能力を身に付けている。
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研究活動に求められる適切な倫理観と行動特性を有している。
博士後期課程
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自らの専門に関する高度な研究を遂行でき、研究成果を体系的にまとめる能力を身に付けている。
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国際社会や他機関との連携を通じて、社会ニーズを意識しながら学術研究成果を導き、新しい価値創造に貢献できる能力を身に付けている。
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適切な研究倫理面での配慮のもとで研究を遂行できる能力を身に付けている。