公募による留学・海外研修
トビタテ留学、IAESTE、JICA海外インターンシップ等紹介します。
トビタテ留学JAPAN!日本代表プログラム
トビタテ留学プログラムへの応募を積極的に支援します。
目的 |
文部科学省が行う官民恊働海外留学支援制度です。支援企業・団体の寄附により返済不要の留学奨学金を提供することによって、世界で活躍できる人材を育成することを目的としています。 |
募集時期 |
毎年7月~10月(翌年4月以降留学開始分)、及び、毎年12月~3月(8月以降留学開始分) |
応募方法 |
応募したい分野(理系分野、新興国分野、世界トップレベル大学分野、多様性人材分野、地域人材コース)、留学の狙い、留学計画を練って大学を経由して応募します。書面審査と面接審査があります。応募要項、書類はトビタテ留学JAPAN!ウェブサイトからダウンロードできます。 |
費用負担 |
返済不要な奨学金、渡航費、留学準備金、及び、授業料などが支給されます。 |
実績 |
東京都市大学から2015年度(第4期生)に1名、2019年度(第11期生)に1名が合格しました。 |
2019年 8月から11月の3か月半、文部科学省の留学プロジェクトである「トビタテ留学JAPAN」の未来テクノロジー人材枠に採用され、シンガポールのスタートアップ企業(Red Dot Drone PTE. LTD.)でインターンシップをしました。
大学の留学プログラムでオーストラリアに行った時から海外での働き方に興味があったこと、就職前にドローンを使った仕事について知りたかったこと、日本の法律では取り扱うことのできない研究をしたかったことから海外のスタートアップ企業でインターンをすることに決めました。
現地では朝9時から夕方6時までオフィスに行きドローンの機体開発やプログラミングをしていました。オフィスの近くの空き地でドローンのテスト飛行をすることができ、狭い部屋の中でドローンの研究をしていたり、飛行するごとに飛行申請が必要だったりする日本と開発速度の大きな差を感じました。日本では取り扱うことのできない長距離で低遅延な電波を使い、移動通信システムの利用を想定した開発もすることもできました。また、シンガポール国立大学の研究員の方ともドローンの研究をでき充実した日々を送ることができました。
今回の留学経験を日本で活用するとともに、この経験を踏まえて今後の進路やキャリアを決めようと思います。
プログラム参加者 工学部 機械システム工学科 4年(派遣当時)
2016年8月、「トビタテ留学JAPAN」からご支援いただき、カンボジアで1ヶ月半滞在しました。高校生の頃、ノーベル平和賞を受賞されたマララ・ユスフザイさんの国連スピーチを聞いたとき、同年代の1人の女の子が世界に向けて一生懸命訴えかけている姿にとても感銘を受けました。そこから、いわゆる“貧困問題”、“国際支援”、“教育支援”、“女性格差”などに強い関心を抱くようになりました。高校時代何もできなかった自分が嫌で、「何かしたい!」という気持ちから、ある先生に「カンボジアに小学校を建設した卒業生が今もカンボジアにいるよ!」という話を聞きました。そこからカンボジアに行くことを決めました。カンボジアでは、女の子たちと一緒に、お菓子の袋を再利用してカバン作りをしました。カバンの作り方をクメール語(カンボジア語)で伝えるのはとても大変で身振り手振りで必死に伝えようとしました。この滞在で、「伝える」ことの大切さ、言語や文化が違えど同じ人間なんだなということを身をもって感じました。今後もこの経験を活かして、カンボジアの子どもたちに少しでも力になれるような取り組みを続けていけたらと思っております。
プログラム参加者 人間科学部 児童学科 1年(派遣当時)
IAESTE海外インターンシップ
目的 |
理工農薬学系学生対象とする海外インターンシッププログラムで、The International Association for the Exchange of Students for Technical Experience(IAESTE)という国際団体が世界各地の80カ国以上の加盟国と連携して学生を相互に交換するプログラムです。 |
募集時期 |
毎年8月募集、10月に審査(TOEIC 600以上、面接有り)があり合格した場合、研修先とのマッチング、受入機関による審査を経て、翌年の夏休みに8週間から12週間程度の海外インターンシップに参加します。 |
応募方法 |
申請書類をもとに海外インターンシップ専門委員会で選考し、大学より推薦します。申請にあたっては、国際センターまでご相談ください。 |
費用負担 |
渡航費は自己負担ですが、滞在費が支給されます。 |
実績 |
東京都市大学から、2018年度 派遣研修生として4名が合格しました。 |
学生のメッセージ
IAESTEは、理系の学生を対象とした海外インターンシップを推進している国際非政府団体で、日本が1964年にIAESTEメンバーとなって以来50年以上もの歴史があります。インターンシップは、受入れと派遣の相互交換システムで実施され、今回私はドイツのクラウスタール工科大学(TU-Clausthal)で8週間の研修に参加しました。
研修分野は材料化学で、研修内容は、繊維強化プラスチック(FRP)を扱う研究でした。具体的には、担当者のプロジェクトに参加し、計画に沿って研究を進めていく、研究補助員(RA)の役目でした。
周りに日本人がいない中で、すべて英語による研修でした。最初は言語・生活環境で苦労した面も多々ありましたが、8週間の海外での研究生活を乗り越えたことは、私にとってかけがえのない経験と自信になりました。
プログラム参加者 工学研究科 修士1年(派遣当時)
JICA海外インターンシップ
国際センターは、次のJICA海外インターンシップに関心のある学生に対し、積極的に支援を行います。
目的 |
国際協力・開発援助に関心を有する大学生及び大学院生並びに医療職人材に対し、JICAの海外事務所及び海外プロジェクト等での海外インターンシップの経験を通じ、皆様に国際協力に関心を持つ機会を提供するものです。 |
募集時期 |
JICAは、毎年2回(4月及び9月頃)、JICAインターンシップ・プログラムを募集しています。 |
応募方法 |
応募書類を揃え、毎回の締切日までに「PARTNER」から応募して下さい。なお、一度の応募に際し、最大3ポストまで応募できる方式です。 |
JICA海外インターンシップの種類 |
具体的な海外での対象ポスト |
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2つの類型([1]一般型及び開発コンサルタント型:大学生・大学院生対象及び[2]医療職型:医師、看護師、助産師、保健師対象)があります。東京都市大学の学生は、基本的に[1]が対象となります。 |
毎回、ポスト数は変動しますが、毎年、4月の応募ポスト数が多い傾向にあります。参考までに、これまでに公示されたポスト数を(括弧)内に掲載しておきます。 (1) JICA在外事務所(38名募集) |
問い合わせ先
東京都市大学 国際センター
窓口:世田谷キャンパス1号館1階
受付時間:月曜~金曜 9:30~17:00
〒158-8557
東京都世田谷区玉堤1-28-1
email: kokusaibu@tcu.ac.jp
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