研究室ガイド2011
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(本研究室は、自然科学科の学生および工学部全学科の学生が所属できます)教 授吉田 真史講 師高木 晋作堀越 篤史﨡原 絹子化学研究室【主な卒業研究テーマ】●天然物からの薬効成分の超臨界抽出●コンピュータによる機能性物質の分子デザイン●光散乱測定装置を用いた液晶・コロイドの共同分子運動に関する研究主な就職先(2010年3月・院生含む)当該年度卒業生なし分子科学コース実験と計算機シミュレーションによる物理化学の研究化学的手法を用いての社会貢献自由な雰囲気の中で自発的に研究を! STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく本研究室では、実験と計算機シミュレーションの2つの手法により、物質中の化学成分の分析、物質中の分子運動の解析、機能性分子のデザインなどの研究をおこなっています。今や、化学的な見方・考え方は、現代社会のあらゆる局面で必要不可欠なものになりました。高機能材料の開発、食品の安全性の保障、薬効成分の選択抽出、環境汚染物質の同定などを効率的におこなうには、分子構造の解明や微量成分の検出などの化学的手法が有力です。本研究室の研究テーマは、すべて何らかの形で現代社会と結びついています。本研究室には、質量分析器、赤外分光器、超臨界抽出装置、レーザー光散乱測定系などの実験装置が揃っており、化学の先端技術を駆使して実験を進めることができます。これまでの卒業生は皆、学部4年生の段階で学会での研究発表を経験しています。研究室は比較的自由な雰囲気で、他の研究室との研究交流も盛んです。複数の学生による研究チーム制ではなく、あくまで個人で研究を進めるため、研究ノルマに追われるような生活にはなりませんが、あらかじめ教員と相談して立てた研究計画に基づいて自発的に研究を進める必要があります。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔自然科学科125

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