研究室ガイド2011
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教 授小堀 洋美学 部 生24名院 生6名小堀研究室(生物多様性と環境保全・復元)【主な卒業研究テーマ】●新治谷戸田における冬期湛水田生物多様性調査●チョウビオトープモニタリングとフィールド調査●港北ニュータウンの温暖化と外来種によるチョウ相の変化●田んぼの利用形態とカエル類の分布変動●京浜工業地帯にあるトンボ池の付近の池とのネットワーク化における効果●コアジサシに関する研究〜気温と抱卵行動〜●新治市民の森における生物多様性〜ノコギリクワガタを指標として〜●小型哺乳類を用いた多摩川における生態系の評価と保全策●長期観察データを用いた温暖化による鳥類への影響解析●和暦からみた温暖化による生物季節の変化●小型哺乳類を用いた小規模孤立樹林地の評価と保全策●冬水田んぼの生物多様性の評価と環境教育への展開●港北ニュータウンのチョウと植生との関係●水田の利用形態による水生生物の変化主な就職先(2010年3月・院生含む)オリエンタルコンサルタンツ、星野リゾート、明光商会、東京都市大学(院)、東京大学(院)、横浜国立大学(院)、東京学芸大学(院)エコシステムコース自然環境と生物多様性の現状、課題を明らかにし、保全・解決策を見出だし実践する学際的なアプローチを用い、パートナーシップによる環境の改善・復元を行う国内外での共同調査やワークショップなど、多彩で実践的な研究を展開横浜キャンパス3号館 4F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく地域、日本、海外の生物多様性を保全し、自然環境を保全・復元することを研究目的としています。そのために、フィールド調査や新たな環境評価手法の開発によって現状を把握することに努めています。その結果に基づき、課題や問題点を明らかにし、生物多様性や自然を保全・復元・管理するための具体策や解決策を提言しています。さらに、解決策を実践するとともに用いた方法の有効性をモニタリングし、評価しています。生物多様性を保全し、自然環境を復元するには学際的なアプローチが必要です。そのため社会のさまざまな機関とのパートナーシップによって研究・教育活動を進めています。すなわち、行政、研究機関、企業、環境NGO、市民と連携して、保全・復元・環境管理に関する研究・教育を行っています。◎文献講読、研究発表、ゼミ合宿、海外ゼミ研修旅行(隔年)、他の研究機関や行政との共同調査、国内外の研究者や専門家を招いての勉強会など、多彩で実践的な研究・教育を展開しています。また希望者には、環境インターンやオーストラリアの熱帯雨林研修プログラムに参加する機会を提供しています。◎本研究室の学生には、常に問題意識を持ち、意欲的に課題に取組むことを希望します。また共同で調査や作業を行うことも多いため、お互いに協力しあって、よい人間関係を育んでくれることを望みます。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔環境情報学科154

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