研究室ガイド2011
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准 教 授岩野 公司学 部 生25名岩野研究室(知的コンピュータシステム)【想定される主な卒業研究テーマ】●音声認識・画像認識システム●対話型情報検索システム●音声や画像を利用した個人認証システム●歌声や音楽の自動分析・判別システム●高齢者や障がい者を支援するためのシステム●自律学習・学習支援システム想定される主な就職先情報サービス業、製造業、サービス業 などシステムデザインコース人間のように物事を認識・理解するコンピュータシステムに関する研究人・社会・環境に役立つ「知的コンピュータシステム」の提案と構築システムの「創造」を目標に各自の力を磨く横浜キャンパス3号館 7F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.yc.tcu.ac.jp/~iwanolab/本研究室では、人間のように物事を認識・理解・判断する「知的なコンピュータシステム」に関する研究を行います。このようなシステムを作るための基礎技術の研究だけでなく、それらの技術を応用した実用システムの設計や構築、また、そのようなシステムが人や社会に及ぼす影響の評価・調査までを研究の対象とします。特に、音声認識や画像認識といった「パターン認識」の技術に焦点をあて、これらを利用した便利な知的システムの実現を目指し、研究活動を行います。コンピュータが音声・画像・テキスト・音楽などを人間のように認識・理解することができると、様々な場面で、人や社会、環境に役立つ便利なシステムを構築することができます。例えば、人間の声を認識し、しゃべっている内容を自動的に文字化するコンピュータは、会議議事録の自動作成システムや、耳の不自由な方のためのコミュニケーション支援システムなどに役立てられることが期待されています。この他にも、現代社会には無数の「ニーズ」が存在しています。どんなニーズに着目し、それに応えるためにはどのような「知的システム」が必要で、その実現には何が必要か、そういったことを考えて研究を進めていきます。毎週行われるゼミでは、各自の研究テーマに必要となる基礎知識の習得を目指した文献調査や、研究の進捗報告を行います。発表や討論を通じて、思考を掘り下げるとともに、発表や文章作成の技術を身につけます。また、システム構築に携ることで、プログラミング技術の向上を図ることもできます。「役立つものを創る」ことは大変難しいですが、達成したときの喜びはとても大きいです。情熱をもって思考し、積極的に実行し、壁にぶつかっても諦めない。そういった気持ちが重要です。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔情報メディア学科174

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