研究室ガイド2011
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教 授清水 由美子学 部 生29名院 生1名清水研究室(視覚情報の表現)【主な卒業研究テーマ】●視覚情報の処理過程●表現の形式が人の認知に及ぼす影響●メディア特性を生かした表現法●情報を見せる技法主な就職先(2010年3月・院生含む)アルファシステムズ、リベロ・プロジェクト、マネージメントサービス、JR東日本企画、東日本旅客鉄道、ブルックスコーヒー など情報デザインコース分かりやすく、良い印象を与える表現法の研究コミュニケーションに役立つツールの提案地道な作業を通して見えてくる、新たなコミュニケーションの可能性横浜キャンパス3号館 6F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.yc.tcu.ac.jp/~hyougenbou/生まれた時からテレビがある世代にとって、画像や動画は重要なコミュニケーション手段です。私たちの研究室では、人が画像を処理するメカニズムや画像が人に与える影響を研究しています。また、こうした基礎的な研究の成果を生かして、受け手によく分かり、良い印象を持たれるような表現法とはどのようなものかを研究しています。情報爆発の時代と言われた20世紀を経て、私たちはなお情報の渦の中で暮らしています。受け手への配慮が届いた情報の提示、年齢・国籍などで不利益を蒙っている社会的弱者に対する分かりやすい情報の提供がますます必要になっています。画像を用いた“表現のビジュアル化”は、分かりやすい情報提示のための有効な手段です。私たちの研究室では、理論的な面からの研究だけでなく、研究成果を生かした、より良いコミュニケーションに役立つツールを具体的な提案として実現しています。*自動車カタログの印象分析 *映画のタイトル論 *大学Webサイトから何が見えるのか *読みやすく扱いやすい縦書きWebサイトの構築・・・・・これらはいずれも過去の卒業論文のテーマです。一見バラバラに見えますが、研究の目的は一つです。画像や文字を使った表現が、どのような形式上の特徴をもっているかを分析し、分析の結果見つかった形式上の違いが受け手にどのような影響を与えているのかを見出す、というものです。こうした実証的研究は膨大なデータと取り組む必要があるため“根気強く地味な作業が好き”という人に向いています。反面、より良いコミュニケーションの提案も目的としているため、“コミュニケーション能力”に自信がある人にもピッタリです。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔情報メディア学科178

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