研究室ガイド2011
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准 教 授広田 すみれ学 部 生8名広田研究室(リスクコミュニケーション)【主な卒業研究テーマ】●ネットにおけるバズ・マーケティング●インターネット口コミによる消費者のイメージの分析●広告による信用形成のメカニズム●BGMやテロップが印象形成に与える影響についての実験研究●効果的な科学コミュニケーション●消費者に対するコミュニケーション手法●消費や環境に関わる意志決定主な就職先(2010年3月・院生含む)JR東日本、沖電気工業(株)、日立公共システムエンジニアリング(株)、NTTデータソフィア(株)、Vキューブ、IHI運搬機械メディア・コミュニケーションコース社会心理学の立場でリスク社会の人間心理と行動、コミュニケーションを研究人間の心理という観点からリスク社会の今後あるべき姿を考えるヒトに興味がある人、実験や調査でヒトや社会に切り込もう!横浜キャンパス3号館 5F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく研究室では社会心理学の立場から、広く人間の行動と心理を研究します。他者と向き合い、または集団になることで個人はどう行動が変わるか、どんなコミュニケーションが人を説得する際に有効か、さらに企業や地域などの社会集団内のメカニズムや社会問題に対する人々の態度や行動など。リスクのある社会における人間の行動・心理と、それらを踏まえて社会が協調的に進んでいくためにはどのような制度が必要なのかを考えます。環境問題や食品安全、金融商品に関する情報など、近年増大した危険を伴う情報の伝達(リスクコミュニケーション)場面における、伝達のバイアスや効果的伝達方法を検討します。またゴミの分別などでは誰しも「私くらい手を抜いたって」と考えることがありますが、手抜きが増えればジレンマ状況に陥ります。そういった状況でも、人が自然に協力できるような効果的コミュニケーションやメカニズムを検討していきます。社会心理学のもう1つの特徴は実証研究にあります。本を読んで考えるだけでなく、実験や調査を実施、仮説を検証します。架空の広告や商品パッケージを作ってイメージや印象を評価してもらったり、作った商品を実験的に選択してもらう研究手法は企業の企画やマーケティング部門でもやっていること。聴くだけから自分でテーマを追究する立場になることで、今まで学んだことが社会でどう生きるのかがわかり、学問の面白さがわかります。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔情報メディア学科183

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