研究室ガイド2011
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(本研究室は、2012年に学生募集を行う予定です。)教 授保坂 達雄保坂研究室(日本文学・民俗学)フィールドに出て、子どもと地域社会の関わりを文化人類学的に調査する地域に密着した幅広い視点から、保育行政や児童教育にアプローチできるフィールドに学び、フィールドで考えよう等々力キャンパス2号館 2F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく【想定される主な卒業研究テーマ】●地域の祭りと子どもたち●子どもと地域ボランティアとの関わり●地域の伝統文化と行政●保育行政のあり方とは●語りの場としての図書館●子どもと昔話●沖縄の子どもたちの遊び●アジアの子どもたちが抱える問題点想定される主な就職先幼稚園、保育所、認定こども園、児童養護施設、子育て支援施設、子ども関連企業、児童関連研究機関、児童行政関係の官公庁、国際児童関連機関、大学院進学 など子どもが参加するイベントや子どもが重要な役割を果たす祭りなどを、フィールドに出て具体的に調査することにより、子どもたちが地域社会とどのように繋がりあい関わりあっているか調査研究する。地域の行事を通して大人たちは子どもたちにどのようなまなざしを注ぎ、何を与え何を学ばせようとしているのか。またその中で子どもたちはどのように成長してゆくのか。子どものイベントや催し物に積極的な地域をそれぞれ取り上げ、日本各地のさまざまな事例を調査しながら、子どもたちにとって地域社会がどのよう役割を果たしてるか考察し比較検討する。地域が催すイベントや祭り、行政が関与する催し物、また公共図書館の活動などを通して、それぞれの地域に密着しながら参与観察する。企画段階から実施に至るまでの過程を現場に出て考察することになるので、地域社会にどのように入っていったらよいのか、またさまざまな人々とどのようにコミュニケーションを取っていったらよいのかなど、社会との関わり方や人間としての基本を学ぶことができる。こうした研究室での活動体験を通して、将来、保育行政や文化行政、児童教育などの第一線で活躍できるような人材を輩出できるようにする。学期中は、文献輪読、各自の事例研究発表と討論などを中心にし、夏休み・春休みなどを利用してフィールドに出て調査する。何でも見てやろう的な積極性があり、人の輪の中に入ってわいわいやるのが好きな人を歓迎する。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔児童学科213

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