研究室ガイド2011
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(本研究室は、2012年に学生募集を行う予定です。)教 授内藤 知美内藤研究室(児童文化・保育)子どもを核に、理論と実践がつながる児童文化、保育学研究保育者との協働による保育改革および家庭教育、子育て支援、保育政策への提言・活動参加子どもを探究し、理論と実践力をもった児童文化や保育のエクスパートの養成を目指します等々力キャンパス3号館 2F STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく【想定される主な卒業研究テーマ】●絵本の読み聞かせにおける保育者の援助のありかた●ブックスタート運動について―母子の関わりの検討―●共同生成される言葉―保護者と子どもの事例から―●言葉の発達-年齢による発達の違い―●少子化が子ども文化に及ぼす影響について●子どもの遊びを引き出す環境の検討●絵本の作品論 など想定される主な就職先幼稚園、保育所、認定こども園、子育て支援施設、子ども関連企業、児童行政関係の官公庁、大学院進学 など子ども理解を原点として、幼稚園・保育所といった遊びを中心とした場で、子どもたちがどのように文化、文化財を受容し、また創造しているのかを、長期的な視点から検討します。また子どもにとって、豊かな文化環境を作り出すための「場」の構造、保育者の援助の方法などについて検証します。子どもを取り巻く文化・教育環境の向上を目指し、歴史を踏まえた長期的視点、かつ保育フィールドを重視した実践的視点から児童文化、保育学研究を行います。子どもを取り巻く保育・文化環境の向上を目指し、児童文化、保育学の専門的知見から保育フィールドを検証し、ふさわしい保育改革・改善を行います。現職保育者や児童文化関係者とともに、児童文化・保育の改善を目指した共同プロジェクトを立ち上げ、子どもの文化環境の整備、保育者の成長支援のためのプログラムの構築、絵本・紙芝居などの児童文化財に関する研究会・シンポジウムの開催、また保護者・地域と連携した子育てや保育の“場つくり”など、積極的に社会的資源を活用し、その成果を社会に還元するように取り組みます。子どもを取り巻く文化・保育環境について文献などで調べるだけでなく、実際に児童文化活動や保育のフィールドに積極的に参加し、フィールドから課題や問題を発見し、調査を通して仮説を検証します。そして子どもを取り巻く環境を改善するために、具体的で実践的な提案ができることを目指しています。児童文化活動や保育のフィールドは、子どものことを真摯に考える人々が協働し活動を展開しています。それらの人々と、信頼関係を築くことができる「人間力」を身につけることも重要な課題です。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔児童学科219

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