研究室ガイド2011
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教 授目黒 在講 師渡邉 力夫学 部 生男子13名院 生男子6名 女子1名宇宙システム研究室【主な卒業研究テーマ】●超軽量宇宙構造のトポロジーと構造特性に関する研究●軽量宇宙アンテナの設計法に関する研究●水/液体窒素ロケットエンジンの研究●無重力模擬装置に関する研究●展開宇宙構造物の高信頼化に関する研究●宇宙機用材料の帯電特性に関する研究●内部帯電の数値シミュレーション主な就職先(2010年3月・院生含む)石川島播磨重工業、東京計装(株)、スカイネットアジア、教員、JR東日本、日野自動車、オーディオテクニカロボット宇宙工学コース機械システムの総合としての宇宙機システム人工衛星・ロケット・宇宙往還機・宇宙環境などに関する先端研究宇宙開発の経済性、安全性を高め、誰でも宇宙を利用できるようにする常に新しく独自な研究を探求する姿勢自己管理と規律、自由に意見を交換できる雰囲気 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく人工衛星やロケットなどの宇宙機システムを研究対象とし、構造、機能モデルの試作による実証実験や検証実験、解析シミュレーション等を行うことによって、宇宙システム工学を基盤とした研究開発力を養う。また、軌道周回衛星、深宇宙探査衛星等へ適用を目指した新たな宇宙構造物概念の創出を目指す。宇宙への打ち上げを目指した新型人工衛星モデルや宇宙環境計測機器、学生による打ち上げ実験を可能とするロケットエンジンシステムなどを開発することにより、実践的な設計開発能力を養成する。宇宙を利用した産業の発達のためには、これまで不可能と思われてきた技術領域を開拓する必要がある。そのような技術は大学で萌芽させる必要があり、革新的な宇宙構造の創出を目指す。また宇宙教育として学生実験のための大学ロケット打ち上げシステムの実現と、利用を目指す。また、宇宙環境を正しく理解し、それに対する対策をたてなければ、安全に利用することができない。宇宙機システムに利用される技術は利用環境が厳しく高度な技術を応用しているため、地上への転用により大きな技術革新をもたらす可能性がある。ロケットや人工衛星、宇宙往還機などはシステムが大きく複雑なので、全体を考える場合は理論やシミュレーションなどにより机上で検討し、基礎的な要素研究は実験での検証を行っている。宇宙に関する研究は世界的なテーマなので、国内だけでなく国際的にも広く交流を行い、常にトップレベルの技術に触れられるようにしている。研究室では、常に未来を指向し、失敗を恐れず自由に意見を言い、考え、行動する雰囲気になっている。また、全国の大学、高専で衛星設計やアイディアを競う「衛星設計コンテスト」、「缶サット打ち上げコンペ」に毎回挑戦している。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔機械システム工学科34

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