研究室ガイド2011
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教 授D・N・ネンチェフ(金宮好和)講 師佐藤 大祐学 部 生男子16名院 生男子14名 女子1名ロボティックライフサポート研究室【主な卒業研究テーマ】●ヒューマノイドロボットの高度な全身バランス制御●受動歩行を利用した2足歩行ロボットの歩行動作生成●シンプルかつ多機能なホームロボットの開発●宇宙用冗長マニピュレータの振動問題や特異点問題の研究●双腕ロボットへの動作生成手法の開発と実用的な作業の実現●柔軟物の操作感覚を提示する実時間ハプティックシミュレータの研究主な就職先(2010年3月・院生含む)日立製作所、キヤノン、東芝、三菱電機、三菱重工業、IHI、三菱プレシジョン、NTTデータ、伊藤忠テクノソリューションズ、京セラコミュニケーションシステム、ホンダ、小森コーポレーション、岡谷電機産業、NHK、TOTO、電通、パラマウントベッド、JR東日本メカトロサービスロボット宇宙工学コースロボット技術(Robot Technology)を応用して、社会生活の中で人を援助する機械システムを研究・開発する機械システム応用分野であるロボット技術の研究開発を通して、システム全体を理解できる技術者を育てる自律と規律を基本にした自由な環境の中で、進取の気概と理論と実践を常に意識し、ロボット研究に集中する STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しくhttp://www.rls.mse.tcu.ac.jpロボティックライフサポート研究室では、実世界に働きかける機能を持つ知能化システムとしてロボットを実現する技術であるロボット技術(Robot Technology)を基盤として、ヒューマノイドロボットの歩行の効率化と人間の姿勢維持に基づく高度なバランス制御、MMMコンセプトに基づくホームロボットの開発、双腕ロボットへの動作生成手法の開発と実作業の実現、基本となる運動制御・振動抑制理論の研究とそれらを適用した宇宙ロボットシステムの開発に取り組み、独自のロボットシステムの実現を目指しています。科学技術の進歩とともに技術者の研究開発の課題となる機械システムは複雑化しており、ハードウェアとソフトウェアの両面についての知識を広く持ち、システム全体の構成や挙動を理解して、適切な制御を行う技術が必要です。さらにロボットシステムでは、人間や実環境という常に動的に変化し続ける対象に対して、どのように働きかけるのかが非常に重要です。このように複雑に変化していく機械システムをいかに正確に理解し、理論や技術を活用して人間が扱いやすいものにするのかということが、これからの技術者に求められています。我々は、実践的な機械システム応用分野であるロボット技術の研究・開発を通して、システムの本質を理解し、それらを利用することで常に新しい課題に挑戦する意志を持った技術者を育成したいと考えます。本研究室では、一人一人が自由な環境の中でも自律と規律を忘れずに、進取の気概と理論と実践を常に意識した研究者として行動することを基本としています。学内の他研究室、国内外の研究機関・企業・研究者との連携を取り、研究室主催のRobotics Workshopや国際ロボット競技会などを通して常に新しい情報に触れること、そして、国内・国際会議への参加や、産業技術総合研究所などの他の研究機関や大学との共同研究を通して、トップレベルの研究開発を実践することに日々努めています。また知的活動には、心身の体力も不可欠。運動や多くの行事を通して、研究生活を楽しむことも忘れません。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔機械システム工学科35

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