研究室ガイド2011
57/232

プラズマ応用研究室(電力応用工学)【主な卒業研究テーマ】●放電重畳型パックドベッドリアクタを用いたNOx除去●光触媒と放電の重畳によるNOx除去の向上●オゾン生成における印加電圧波形の影響●矩形波交流電源を用いた電気集じん装置の高効率化●高効率大気圧マイクロ波プラズマ源の開発●プラズマによるカーボンナノチューブの生成●カーボンナノチューブを用いた大気圧プラズマ源●プラズマによる固体表面洗浄●表面波プラズマによるCVD実験●触媒プローブによる酸素ラジカル密度計測技術の開発主な就職先(2010年3月・院生含む)TDK、日立電線、アルバック、日野自動車、森永製菓、古河電工、富士通ゼネラル、本田技研、富士重工、富士電機システムズ、西部鉄道、大成建設、日清製粉電力社会システム工学コースプラズマを応用した環境処理、その計測技術の開発地球環境を守るための技術の開発、応用技術のプラズマ物性的解明をとおしてより優れた技術の提案「環境の世紀」に貢献できる研究に心弾ませている!! STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく教 授小野 茂・山本 俊昭准 教 授江原 由泰 学 部 生男子27名院 生男子12名原子や分子が電離したプラズマを応用した研究が主な内容である。例えば、オゾンを生成させるリアクタの開発をはじめ、NOx、VOCやダイオキシンなどの有害物質の分解除去を促進させる高性能リアクタの開発を目指した環境負荷低減技術、基礎となるプラズマ中の原子・分子過程および固体表面とプラズマとの相互作用の解明など、プラズマ診断を通した素過程の制御による応用技術を対象としている。オゾンを用いた環境改善技術などをとおして、ケミトロニクスという用語を電気学会などに公式に認知されるに至っている。また、プラズマ診断において学会のハンドブックや専門書を刊行しこの分野の発展に寄与してきた。また、多くの企業との共同研究をとおして、直接的に技術分野で社会貢献を行ってきている。環境問題を解決するための研究に従事できることで、多くの学生が主体的に研究に取り組んでいる。共同研究をとおして、企業の技術者の方との真剣な議論もこれから社会に出る学生にとっては魅力ある機会となっている。気分転換にはスポーツも盛んで、大いに盛り上がる機会も多い。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔電気電子工学科55

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です