研究室ガイド2011
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教 授勝又 英明学 部 生男子6名 女子3名院 生男子4名 女子4名勝又研究室【主な卒業研究テーマ】建築計画の領域を中心に下記の項目について研究を行う。下記以外でも関連する分野の指導は可能。●劇場・ホールの建築計画に関する研究……多目的ホール、音楽ホール、演劇ホール、小演出空間、外部イベント空間、管理 運営計画、改修計画など●福祉施設の建築計画に関する研究……老人福祉施設、グループホームなど●文化施設の建築計画に関する研究……管理運営、複合施設の共用空間など●その他……木造文化財建造物、社寺建築の構法、古民家の利活用、歴史的建造物の活用、まちづくり、住宅地の景観など主な就職先(2010年3月・院生含む)大林組、大成建設、三井不動産住宅リース、伊藤建築設計事務所、小田原市役所建築計画・設計コース建築計画を中心とした建築活動のすべての側面が研究対象多様な視点を持った建築家、建築技術者を育成机上ではなく現場主義 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく本研究室は、建築計画研究を中心に、建築活動のすべての側面を対象としています。具体的には、建築プロジェクトの発生から設計活動を経て竣工後の建築の管理運営計画までの事象を、建築計画の面から研究調査を行っています。研究調査の中心は設計活動のための建築計画ですが、とくにプログラム作成、建築の管理運営と計画・設計との関係などに関心があります。本研究室の研究対象建物種別としては、文化施設、福祉施設、とくに劇場・ホール、博物館、特別養護老人ホーム、グループホーム、デイサービスセンタがあげられます。いずれも多くの人々が出入りする場所です。したがって研究にあたっては、建物の機能だけでなく、街づくりの視点、さらに管理運営面への配慮が必要不可欠です。さらに、近現代社寺建築や古民家など、日本建築史と建築計画の境界領域にも関心があります。本研究室では、こうした考えのもと、広い視点をもった建築家、建築技術者を育成することで、社会貢献していきたいと考えています。●卒業論文は原則として全員必修で、その作成過程を通じて、物事を自ら考え、かたちにするという訓練を行っています。なお、卒業設計は希望者のみです。●研究室活動のポリシーは、常に実社会との関連性を意識した現場主義です。●夏期には、奈良・京都へ3日間、古建築の見学ゼミ旅行を行います。●外部の研究機関、学会などとの交流も活発で、OBを中心とした外部の人材の協力を得ての活動(研究、設計、レクチャー、見学など)も行っています。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔建築学科70

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