研究室ガイド2011
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教 授高松 亨学 部 生男子3名計画マネジメント・高松研究室【主な卒業研究テーマ】●街づくりへの高齢者や子供たちの参加の在り方●地域活性化のための都市観光振興方策/都市間連携方策/外客誘致方策●広域ブロックレベルでの地域格差問題●ウォーターフロント政策の評価●災害弱者に配慮した防災対策の在り方●CO2削減に向けた地域の役割の評価●インフラ整備に関する計画の連携性評価主な就職先(2010年3月・院生含む)川崎市(教職)、本庄商工会議所、大成ロテック(株)、ミサワホーム東京(株) など都市デザインコース新しい時代に対応した国づくり、街づくり、社会基盤(インフラ)整備のあり方インフラを利用する人々の意識を探りながらの研究行政経験を生かした研究、自主性を重視した研究 STEP1:研究室の特色 STEP2:研究室をさらに詳しく道路、河川、下水道、港湾、空港など国民・市民の共通の財産である社会基盤(インフラ)は、日本の発展に大きな役割を果たしてきましたが、現在その整備について、国の財政悪化などにより見直しが進められています。その一方で、今、日本の社会では、人口が減少し始めたり、韓国や中国などアジアの国々との交流が盛んになってきたり、CO2の削減などが世界共通の目標になったりと、これまで経験してこなかった事態が起きています。こうした未来の日本を考えながら、これからの日本の国づくり、街づくりをどうするかについて、新しい社会基盤整備の進め方を中心に置きながら、幅広い角度から研究しています。社会基盤の整備は、それを利用する人々との対話が不可欠な時代になっています。我々の身の回りの状況を国民や市民がどう考えているか、何を望んでいるかをいつも考えながら研究を進めています。研究成果の一部は、講演会、シンポジウム等を通じ、一般にも情報発信しています。◎本研究室は2007年度から開設されたもので、本学でも最も新しい研究室の一つでしょう。担当教員は国土交通省等の行政経験が長く、政策的な研究を得意としています。公務員志望の学生には現場の実態等のアドバイスもできると思います。◎卒業研究は、それに取り組む学生の自主性を大事にして、研究を行っています。そのため、研究初期は社会基盤や日本を取り巻く社会・経済等の状況について集中的に学習するためのゼミを行い、各自が興味を持てるテーマを発掘しそれに基づいて研究する方式をとっています。研 究 内 容社会との接点研究室の横顔都市工学科84

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