研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔都市工学科http://c-pc8.civil.tcu.ac.jp/conkuri/index.htmlコンクリートは、耐久性・経済性の優れた材料で、かつては「メンテナンスフリー」と呼ばれた材料です。しかし、「メンテナンスフリー」という考えは現在では改められ、コンクリートも定期的に検査し、維持管理しなければなりません。本研究室では、「コンクリートを強く、永く、安全に使う」を合言葉に、①複数微細ひび割れ型繊維補強コンクリートの力学特性の評価と構造利用、②コンクリートの耐火性能の評価と爆裂防止策の検討、③コンクリートのリサイクル技術の開発、④アートコンクリートの開発と利用(災害軽減・吉川研究室との共同研究)、を対象として、研究に邁進しております。多くのコンクリート構造物が近年、寿命を迎えようとしています。本研究室は例えば、複数微細ひび割れ型繊維補強コンクリートを補修・補強材料として利用し、コンクリート構造物の延命化を図ろうと検討しています。また、解体コンクリートから骨材を回収し、再度コンクリートに使用することで廃棄物の減量に貢献すべく検討しています。4年次初めに、詳細な卒業研究テーマを決定し、1年間を通じて遂行していきます。卒業研究に従事する1年間では、3回程度の中間発表会、年度末の卒業研究発表会、夏季の合宿、数回の現場見学会を企画しています。また、これとは別に、学外の公の研究発表会に投稿し、1年間の研究成果を発表しています。卒業研究には、自主的に取り組む積極性と地道に問題解決していく持久力が必要です。また、卒業論文をまとめる上で必要なコンピュータソフトの操作法、Webの効率的な利用方法、プレゼンテーション方法などを身につけることができます。研究内容社会との接点研究室の横顔コンクリートを強く、永く、安全に使う新材料・リサイクル技術で社会に貢献ゼミ、合宿、発表会、現場見学など、メニュー盛りだくさん主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]大林組、東急建設、戸田建設、大林道路、東鉄工業、双葉鉄道工業、東京都、横浜市 など世田谷キャンパス10号館中2階災害軽減・栗原研究室●複数微細ひび割れ型繊維補強コンクリートの力学特性の評価と構造利用●コンクリートの耐火性能の評価と爆裂防止策の検討●コンクリートリサイクルシステムの構築に関する研究●電柱の耐震化に関する研究●アートコンクリートの開発と利用(災害軽減・吉川研究室との共同研究)など准 教 授栗原 哲彦学 部 生男子7名 ・ 女子2名院 生男子1名99

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