研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔情報科学科准 教 授荒井 秀一講 師延澤 志保学 部 生男子7名 ・ 女子1名院 生男子4名 ・ 女子1名http://www.ipl.cs.tcu.ac.jp人間のコミュニケーションの媒体としては、音声・画像情報があり、それらを認識・理解するために知識が存在します。人と人、人とコンピュータの間でのコミュニケーションには、記号、文字、言葉などが用いられます。私たちの研究室では、これらのメディアからの学習・認識・理解に関する基礎的研究から、応用技術まで幅広い研究を行っています。現在世界は、ロボットや、仮想社会、拡張現実など、コンピュータ技術が社会基盤を変革させ、コンピュータと人間が共生するような社会基盤になりつつあります。このような社会において必要なことは、コンピュータが人間のように情報を収集、処理し、自ら理解した事柄に基づき意思判断をする、もしくは人間の手助けをすることです。そのため、本研究室では、上記のような諸メディアを対象としたコンピュータ技術に関する研究を行っています。次のような研究室であることを目指しています。◎学生個人の自発性を重視します。◎各人が責任を果たしつつ自由に行動できます。◎学生と教員、先輩と後輩、同輩間の意志の疎通を図り、互いに議論し、協力し合い、学修・研究・日常の研究室活動を楽しめます。◎研究は結果も大切ですが、それよりもその過程での取り組み方が重要で、それを通じて大学4年間の集大成としての自分を築き上げることができます。◎さらに大学院に進学し自らの専門知識を身につけ、研究の成果は学会で発表することで、将来の自分にとって重要な経験や能力を持つことができます。研究内容社会との接点研究室の横顔言語・音声・画像メディアの、知的情報処理技術に関する研究ユビキタスネットワーク社会における、人間─コンピュータ間の知的コミュニケーション技術夢を実現するのはキミたちの自由な発想力主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]沖電気、岩崎通信機、東京コスモス電機 など世田谷キャンパス3号館4階知識情報処理研究室●文書情報処理: 文書内容の要約、情報検索、情報発見、文書分類など●音声情報処理: 音声認識・理解、音声検索、音声知識の学習など●画像情報処理: シーン把握、物体理解・学習など●知識獲得処理: 音声・画像情報からの言葉の概念の獲得など●楽音情報処理: 音楽認識、音楽検索、音楽構成要素の発見などメディア工学コース108

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