研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔経営システム工学科准 教 授細野 泰彦学 部 生男子10名 ・ 女子1名●リアルタイム・スケジューリング・システムに関する研究●スケジューリング問題における遺伝的アルゴリズムに関する研究●生産システムにおけるマルチメディア教材の開発に関する研究●レイアウト・タイプに基づく生産計画立案に関する研究●Job Shop SchedulingのWeb教材の開発に関する研究●機械および作業者の制約を考慮したジョブ・ショップ・スケジューリング●生産管理における情報フィードバック・サイクルに関する研究●納期回答システムの開発に関する研究●物流のMovie Learning教材の開発に関する研究●複雑なクラス編成のある高校時間割表作成問題の 最適解法に関する研究(生産・物流管理)生産システムの問題分析、問題設定、問題解決、具体化について研究しています。発想を重視し、新しい問題やアプローチを構想して、体系的に問題解決を図っていくことを主眼として、生産システムの設計に関する理論と応用について研究しています。具体的には、生産工場における生産計画の作成システム、スケジューリングのアルゴリズムの評価と開発、生産情報システムの構築、品質管理手法の分析と開発、工場レイアウトの設計手法の開発、物流システムの評価と開発、および高等学校の時間割表作成問題やサービス業務への工場技術の応用などです。さらに学生の勉学を支援するための生産システムの諸問題を理解するための種々のマルチメディア教材やMovie Learning教材の開発も行っています。わが国のように先端的な工業国では、新製品や新技術の開発は最も大切です。それらの成果を実現する生産システムには、絶えず新しい条件に適合しつつ、より高い目標に到達する進化が重要ですから、生産システム工学を扱う当研究室は、社会の動きと密接に関係しています。たとえば、当研究室で開発された大規模厨房システム用の新しい畳床走行用ワゴンや運搬用台車の段差乗り越え機構は大手観光ホテルで稼働中であり、さらにこれを応用した車いす用段差乗り越え機構の開発などがあります。受身姿勢を脱却し、自ら学び、切り拓く自発性を養い、多様な問題を考えられる柔軟思考を身に付けられるよう研究活動を行っています。基本的スキルとしての英語力、コンピュータ処理能力を高め、また発想の仕方、アイデアの出し方、問題の分析方法、システムの構築方法を実践的に修得します。また、大学院への進学も積極的に推奨しています。当研究室では、まず現実社会のシステムを理解することに立脚し、対象システムの根本的な問題を追求しています。問題を深く掘り下げることで、問題の本質が明らかになり、現状にとらわれない理想状態の想定が可能になります。その理想システムを目標に据えることで自由な発想が可能になり、独創的な解決方策を構築することができるようになるわけです。研究内容社会との接点研究室の横顔製造業やサービス産業を対象に、生産計画、生産管理、品質管理に関するシステムの発想、開発、設計、評価、解析、実験、調査に関する研究にチャレンジしている実際の工場とサービス・システムの現実問題にアプローチする生産システム「学問の前には先生も学生も対等である」「設計力と独創性を磨く」主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]村田製作所、郵便局、富士通ゼネラル、ニコン、JUKI、Coach JAPAN、明治安田システムテクノロジー、アイネス、NTTデータ、アクセンチュアテクノロジーソリューションズ、パイオニア、CIJ、東洋紡績世田谷キャンパス10号館4階細野研究室経営システム工学コース131

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