研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔環境創生学科(スマート・エコシティ) http://www.yc.tcu.ac.jp/~shi/ここ数年、エネルギー利用の高効率化をはじめ、省資源化、低炭素化、環境負荷・都市災害の低減を徹底した環境配慮型スマート・エコシティ(環境都市)づくりが注目を浴びており、世界の各地域で実証実験を含む数多くのスマート・エコシティプロジェクトが実施されています。本研究室では、スマート・エコシティの実現を目指し、ITをはじめ、GIS(地理情報システム)、RS(リモートセンシング)、GPS(全地球測位システム)などの技術を活用・融合して、メガソーラーや風力などの発電所の適地分析をはじめ、ゴミや廃棄物が極力発生しない循環型まちづくり、ソーシャルネットワークを利用した環境データの収集やモニタリング、地震・津波・洪水などの災害シミュレーション、都市環境変化モニタリングなどの幅広い研究を行っています。地球・都市環境変化のシミュレーションにより、人々の地球環境問題への認識を高めることができ、自発的な地球環境保護への行動に繋ぐことが期待できます。3次元空間情報を用いた津波・洪水などの災害シミュレーションは、国や自治体、住民の防災対策の策定・準備に役に立てます。また、安全・安心・省エネ・省資源のまちづくりを目指し、産官学連携によりスマートシティ関連研究を進めており、持続可能な社会・まちの形成に提案しています。地球環境から日常生活まで幅広い研究が行われています。研究のための研究より、研究のプロセス(問題発見から問題解決までの過程)とテーマの新規性・実用性・社会性を重視しており、高い“考える”力を持つ人材の育成を目指しています。また、産官学連携や海外大学との連携研究、インターンシップなども実施しており、学生諸君の視野の拡大だけでなく、即戦力やグローバル意識の向上に繋がっています。●地域の活性化に貢献できるWebGISの開発●Landsat5号TMデータによる緑被率・温度分布の関係解析 〜八王子市を事例として〜●日本の高山帯の植生特徴と近年の変化の研究●画像マッチング技術を用いた位置検索システムの開発●マルチエージェントGISシミュレーションシステムの開発 〜インフルエンザ感染シミュレーションを例として〜●GISを用いた地震災害における避難所の適地選定に関する研究 〜横浜市を事例として〜●日本のスマートシティへの展開に関する考察●異常気象による集中豪雨対策への提案●東日本大震災から見た首都圏直下地震における課題と対策の提案●災害時のスマートフォンの有効活用について研究内容社会との接点研究室の横顔環境配慮型スマート・エコシティ(環境都市)づくりに関する研究省エネ・省資源・低炭素化、減災への提案問題発見から問題解決に向けて、前向きに行動することができる人材の育成主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]コムシス、モリタフーズ、ナカヨ通信機、東急トランセ、SRK商事、ディー・エス・ケー、ショーケース・ティービー、日立製作所、東芝テック、文化シヤッター、クラウンマイスターズ、ゼンショーHD、日東日本ハウス都市環境分野横浜キャンパス2号館1階史研究室教 授史 中超学 部 生25名院 生2名153

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