研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔環境マネジメント学科(環境と経済)自然環境、生活環境、事業環境、社会環境など、環境には様々な側面があり、それらが相互に影響を及ぼしあっています。地球環境問題、産業による環境汚染、地域活性化と自然環境保全、商品選択における環境要因、環境にやさしいライフスタイルなど、重要なテーマはたくさんあります。経済学だけでは限界がある場合には、社会的要因も考慮するなど、多面的なアプローチを採っています。環境問題は、「市場の失敗」によって発生しますが、適切な政策が講じられないことも多く、「政府の失敗」も生じています。その理由は、環境経済学などの社会科学と自然科学的な専門知識の両方が必要であることや、利害関係の調整が必要であることです。こうした要素をいかに適切に組み合わせ、社会的な意思決定に結びつけていくか、についての模索が続いています。市場と政府の失敗を補完するためのキーワードは「社会」だと思います。審議会、族議員、熟議、国際交渉、市民運動、などさまざまな試みがなされていますが、全体としてはまだ模索が続いています。問題の性格に応じて適切な方法論を確立していく必要があります。勉強は主体的にするものです。逆に、主体的に何かを追求すればそれは必ず勉強になります。課題は、必ず疑問文の形で、自分で設定します。もちろん、ヒントは与えます、そして手助けもします。最初は、興味のあるテーマから始めてみましょう。追いかけていくうちに、新しい問題意識も芽生え、どんどん面白くなってきます。●環境ビジネスの今後●命と健康の経済評価●科学技術と社会●環境とソーシャル・キャピタル●ソーシャル・ビジネス●エネルギーと環境研究内容社会との接点研究室の横顔豊かで美しい日本を再構築しよう経済学の観点から、環境問題の背景と解決策を探る世の中を良くする意欲と勇気、そして実行力主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]民間企業、公務員環境政策分野横浜キャンパス3号館5階大守研究室教 授大守 隆学 部 生25名161

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