研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔社会メディア学科(ジャーナリズム)本研究室は、4人が1つのグループを構成し、①テレビ、②新聞、③雑誌の3つのメディアに分かれて、インターネットも駆使しながら統一テーマを調査し、報告します。「いま」を読み解くところがポイントです。例えば、4月、5月は「男女共同参画」がテーマでした。それぞれのメディアが、「男女の雇用、機会均等」をどう伝えているかをトコトン調べ上げ、その結果や自分の見方を横浜祭(学園祭)で発表しました。毎回テーマごとに担当メディアもメンバーも交代します。今年は、「TPP」や「集団的自衛権と改憲」などが候補に上がっています。テレビ見ない、新聞・雑誌読まない、ニュースはネットから興味のあるものだけで十分という若者が多くなってきた昨今、はたしてそれで社会に出て通用するのでしょうか。自分の興味の世界だけでなく、身の回りで何が起きているのか、社会生活を送る上で知っていなければならないニュースや情報を読み解くことで、いつも「世の中」を意識するようにしています。研究室には「新聞」「雑誌」が溢れていますし、ニュースは予約録画、お勧めのノンフィクションもふんだんに揃っています。社会に出て恥ずかしくないように、毎週文章を書くことで自己表現の練習もしています。研究室は、“木戸御免”にしてあるので、研究室所属以外の学生たちも、1年生の時から気楽にやって来ます。ゼミ生のありようは、その年次、年次で特色があって、ゼミへの関わり方にも濃淡があります。愉しいゼミにするかはどうかは、ゼミ生たち一人一人にかかっているので、口出しはしません。ただお互いを気遣う心を育むことと、「自立する志」を持つように指導しています。マス・メディアで取り上げられている大きな問題から近所の出来事まで、「これがニュースだ!」と思うことを掘り下げ、多角的、複眼的、鳥の目、虫の目で捉えていきます。いつも「なぜ?」を考え、「ジャーナリストは疑り深い」の精神を大切にしていきます。例えば、●中国の労働教養制度●スポーツとメディアの相乗効果●テレビによる福島第一原発事故報道●臓器移植●少子化時代の大学●現代の刺青─タトゥーの社会的影響研究内容社会との接点研究室の横顔「いまを読み解く」トコトン新聞・雑誌・テレビ・ネットのニュース、報道番組に拘る「社会性を身につけよう」─サヨナラ自己中心主義まるで記者クラブのボックスのように、雑然とした中で誰かが黙々と何かをしている主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]富士通アドバンスト、建通新聞社、共同印刷、デリバリー、アンビシャス、リッチロード横浜キャンパス3号館4階小俣研究室教 授小俣 一平学 部 生23名172

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