研究室ガイド2015
180/254

研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔社会メディア学科(行動的意思決定)研究室では社会心理学の立場から、人間の行動と心理を研究します。どんなコミュニケーションが人を説得する際に有効か、不確実な状況で人間はどのように意思決定・選択するかなど。リスクのある社会における人間の行動・心理と、それらを踏まえて社会が協調的に進んでいくためにはどのような制度が必要なのかを考えます。環境問題や食品安全、放射線の影響や金融商品に関する情報など、近年増大したリスクに関わる情報の伝達(リスクコミュニケーション)場面における、伝達のバイアスや効果的伝達方法を検討します。また様々な科学的情報に対して人がどのように意思決定するかを心理学的に検討します。社会心理学のもう1つの特徴は実証研究にあります。本を読んで考えるだけでなく、実験や調査を実施、仮説を検証します。架空の広告や商品パッケージを作ってイメージや印象を評価してもらったり、作った商品を実験的に選択してもらう、あるいはデータを統計的に分析する研究手法は企業の企画やマーケティング部門でもやっていること。聴くだけから自分でテーマを追究する立場になることで、今まで学んだことが社会でどう生きるのかがわかり、学問の面白さがわかります。●科学情報の効果的なコミュニケーション●ブログのテキストマイニングによる分析●商品の購買意思決定●単純接触効果、鏡映効果●環境コミュニケーション●ネットにおけるバズ・マーケティング●ネット口コミと意思決定の分析●Web広告の効果●株やギャンブルなどの不確実性のある状況での選択と原因帰属研究内容社会との接点研究室の横顔社会心理学の立場で、リスク社会のコミュニケーション、意思決定を研究人間の心理という観点から、3.11後の安心・安全な社会のあるべき姿を考えるヒトに興味がある人、実験や調査による実証研究で、ヒトや社会に切り込もう!主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]積水ハウス、木下不動産、JR東日本、IHI運搬機械、ニッコクソフト(食品のトレーサビリティ企業) など横浜キャンパス3号館5階広田研究室教 授広田 すみれ学 部 生26名178

元のページ 

10秒後に元のページに移動します

※このページを正しく表示するにはFlashPlayer9以上が必要です