研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔情報システム学科准 教 授小倉 信彦学 部 生16名院 生1名(次世代信号処理とソフトウェア)本研究室では、音声・画像・通信等の信号処理方法、及び信号処理の技術的な基盤として、最適化手法、不動点理論、凸解析について、研究している。信号処理技術は、音声・音響、画像、通信、計測、生体・医療、レーダー制御・メカトロニクス等の幅広い分野の横断的基盤技術となっており、次世代携帯電話やデジタル放送、ユビキタスコンピューティング、遠隔医療、電子政府、高度道路交通システム(lTS)等の新しい社会基盤を支えている。このような基盤技術の発展は、明確な指針に基づく統一的な指導原理を確立し、これを実現する技術を開発することが必要不可欠である。そのため、当研究室は、凸解析学の理論を用いて既存の技法の統一的な再定式化を行い、拡張することにより、次世代信号処理に必要な理論的な基盤を確立し、処理手法を開発している。ユビキタスコンピューティングが叫ばれる昨今、低計算資源、応答性等の厳しい制約、使用環境の多様性など、信号処理の乗り越えなくてはならないハードルは高まる一方である。本研究室では組み込みコンピュータ機器およびネットワーク機器のソフトウエアについての検討を通じて、それらの次世代信号処理の技術的課題や、その解決の糸口を探っている。また、技術教育を目的とする組み込みコンピュータのためのソフトウエアデザインロボットコンテストに参加している。●不動点アルゴリズムに関する研究●凸制約付き最適化に関する研究●射影を用いた反復法に関する研究●勾配を用いた反復法に関する研究●集合による推定アルゴリズムに関する研究●高効率適応アルゴリズムに関する研究●組み込み向け信号処理手法に関する研究研究内容社会との接点研究室の横顔音声・画像・通信・最適化・不動点理論・凸解析研究を通じて次世代信号処理技法・社会基盤技術の発展を!理論でも、実験でも、ロボコンでも、積極的に楽しもう!主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]システムプロ、アマノ、協和エクシオ、PFU、都築電気、アクセンチュア、ソミック石川、東芝ソリューション、サンライフ、キヤノン、日立製作所横浜キャンパス3号館5階小倉研究室186

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