研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔都市生活学科都市のなかに活気や人気を生み出すものとして、「ひとあつめ」の概念があります。この研究室においては、「ひとあつめ」をテーマとした空間づくりに関する研究を行います。いかにして人が集まり、賑わいある空間をつくるかを科学的に分析し、実際に提案していく力を養っていきます。また、都市文化の視点から、魅力的な空間形成を行う上での方策や、戦略について分析を行い、ひとあつめ空間研究室のめざす「人間─都市空間の研究」に繋げていきます。研究論文が主なものとなりますが、作品制作も取り入れていきます。例えば魅力ある空間のひとあつめ、美術館・博物館の研究、ひとあつめと都市文化の研究などが考えられます。なお例示以外テーマも適宜加えていきます。分析し考え、つくる力 プロジェクトや調査・研究から現場のニーズや取り組みをとらえ、具体的な対応策を考察していくことをめざしていきます。例えば鎌倉では、街づくりや都市景観に関わる具体的なプロジェクトのもたらす影響や、対応策を検討しています。また、横浜こどもの国では「おとぎの広場」の実施設計、計画を行いました。川崎では都市景観や実際のプロジェクトの評価、さいたま市でもこども総合センターの計画などに積極的に関わっています。これからの時代、社会との接点を常に考えながら、将来自分がどのように自己実現をしながら社会貢献するかを考えていくということが重要になってきます。そのために実際に行われているプロジェクトや実践的研究例をもとに、分析し考える力や、応用する力をつけていくことが必要でしょう。街をつくっていくためには多くの人々の知恵や力を結集する作業が不可欠です。また、「日本集客学会」など新しい学術組織をたちあげ、社会に対して情報発信も行っています。どうやったら都市づくりを通して社会との関係をもっていくことができるか、学生らしい若々しい発想や柔軟な思考、チャレンジ精神を期待します。人をとりまく空間や都市との関係について研究を行っています。魅力的で人が惹きつけられる都市空間はどうあるべきかなどをテーマに、なるべく自分の目で確かめながら研究をすることをめざします。人間が良好な環境で居住、生活してゆくためには、環境との調和を図りながら、優れた文化を創造していくための様々な検討が必要です。実際に現地を見るなどフィールドサーベイをとりいれていきます。各自がテーマを決定し、より内容を深めながら、卒業論文作成をめざして実践的な研究を進め、研究成果については学術機関や学会などに機会をみつけ発表していきます。●地元住民と観光客の 意識ギャップについての調査●街の構成要素とライフスタイルの関係性に関する研究●都市公園における大型集客施設(スタジアム)の在り方 ─都市空間の中でのスタジアムの役割 ~埼玉・川崎・横浜の事例─●映画の予告篇の宣伝効果(集客効果)に関する研究●アウトレット・モールが地域に与える影響●J リーグ川崎フロンターレの集客方法に関する研究 ─スポーツのまち・かわさきへの地域貢献との関係性─●マンションコミュニティ形成に関する研究●都市空間における色彩のはたらきについての研究 ─駅から見る街の色彩研究レポート─研究内容社会との接点研究室の横顔人をとりまく空間や都市との関係について研究を行います。なぜ人がその空間に惹きつけられるのか、また魅力ある施設や仕掛け、都市の未来像をどう創るか、「ひとあつめと都市空間」について考えていきます。「都市空間への集客を科学的にとらえる」社会への貢献を通して、プロジェクトを学ぶ・自分の将来の仕事につながる原点をつくる ・分析してつくる、(Analyze+create)(Design Science)・実際のプロジェクトを通じた実践的研究力をめざす・未来をつくるためのアイディアを出せる人になる・まちを見ながら考える実践力・研究力をつけよう・分析してつくる、(Analyze+create)(Design Science)・実際のプロジェクトを通じた実践的研究力をめざす・ひとがワクワクするような未来をえがこう主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]鉄道交通グループ、アパレル流通、福祉医療、エンターテイメント、インテリア家具、飲食エンターテイメント系、建設コンサルタント、不動産等々力キャンパス2号館4階ひとあつめ空間研究室教 授川口 和英学 部 生16名198

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