研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔都市生活学科都市生活は道路や上下水道等のインフラストラクチャーで支えられています。その計画から、資金調達、整備、運営、維持管理にいたる一連のテーマを研究しています。民間の資金とノウハウを活用した新しい事業方式であるPFI/PPPも重要テーマで、制度の検討からリスクの計量分析まで幅広く対象としています。また、都市政策を実現するためには各種の政策手段を効率よく組み合わせることが必要です。そのための分析手段として都市シミュレーションモデルを開発しています。研究室が開発し世界の都市モデルの一つに挙げられるモデルの改良のほか、個々の世帯の行動まで対象とするマイクロシミュレーションモデルも開発しています。世代を超えて、「楽しく」「優しく」「美しく」「賢い」都市の創造に貢献することが研究室のミッションです。内閣府や国土交通省等の国の機関や横浜市をはじめとする地方公共団体のインフラストラクチャー関連の計画策定や提案評価等の委員会で委員や委員長として活動しています。また、仙台都市圏のまちづくりと交通に関わる計画策定に長く関与しています。一方、都市モデルでは札幌都市圏や富山市での適用を進めています。また、世界交通学会(WCTRS)やコンピュータの都市管理と都市マネジメントに関する国際学会(CUPUM)、開発途上国の都市交通会議(CODATU)等の国際学会において理事等で活動しています。教授自身は教育および研究両面にわたって豊かな経験と実績を有していますが、都市生活学部としては出来たての研究室です。トライアル&エラーを繰り返しながら、着実に目標に向かって進んでいきたいと思います。研究テーマが幅広い分、可能性は無限です。自主性と創造性、そして何よりも貪欲な知的好奇心を持って、積極的に取り組んでくれる学生諸君を待っています。[インフラストラクチャー事業方式に関する調査研究] ●PFI/PPPにおけるリスクマネジメント ●関連事業を考慮した高速道路事業スキームの構築 ●英国における公有資産と民間資金を活用した都心再生事業手法[都市の土地利用と交通に関する調査研究] ●横浜市営地下鉄沿線の土地利用変化 ●北陸新幹線整備に伴う駅の活用方法 ●九州新幹線がもたらす地域開発効果 ●鉄道駅を中心としたまちづくり ●鉄道関連事業と開発利益 ●外堀リノベーションプロジェクトの効果計測と事業手法[都市シミュレーションに関する研究] ●都市のマイクロシミュレーション ●土地利用モデルRURBANを用いた都市政策評価[都市政策評価に関する研究] ●都市のスマートエイジングのための施策評価研究内容社会との接点研究室の横顔都市生活を支えるインフラストラクチャーの、マネジメントと都市施策の効果分析世代を超えて生きがいを持ち、質の高い生活がおくれるスマートエイジングシティを実現研究は楽しいものですでも、苦しまなければいいものは生まれません主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]大学院、公務員、建設コンサルタント、不動産、住宅、建設、鉄道 他等々力キャンパス2号館3階都市インフラストラクチャー研究室教 授宮本 和明学 部 生13名院 生2名http://www.k5.dion.ne.jp/~miyamoto/202

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