研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔人間科学科教 授小川 清美学 部 生17名(保育学・児童学)子どもはなぜ遊ぶのか、「けいどろ」「かんけり」などの「鬼ごっこ」や「かくれんぼ」をなぜするのかを考えていくと、そこに私たち人間が生きていく上で、大切な何かがあるのではないか、遊ぶことに意味があるのではないかということなどを様々な観点から考察します。子どもは一人でも遊ぶことはできますが、さらに面白いのは友だちと遊ぶことでしょう。友だちと遊ぶことで私たち人間は、生きていく術を学んでいきます。「子育て」も私たち人間が、ずっと行ってきたことです。「子育て」における人間の知恵とは何でしょうか。「楽しい子育て」とは何かを考えて、実践していきます。子どもを通して学ぶためには、実際に子どもがいるフィールドを持たなければなりません。子どもがいるフィールドというのは、子どもだけではなく、子どもの保護者や保育者などの専門家たちともかかわっていきます。学内にある「子育て支援センターぴっぴ」をはじめ、それぞれのフィールドの人々との出会いを大切にしていき、学んでいきます。まず、自分でテーマを見つけること。何を知りたいのかを決め、自分自身で追求しようとする精神を大切にしています。そして友だちのテーマにも関心を持ち、協力できるところは協力して、互いに切磋琢磨していくことを大事にしています。●子どもへの言葉かけの大切さ ─言葉かけから育つ心情●食生活における時代の変遷 ─子どもの食事をてがかりに●絵本が魅せる世界 ─ぐりとぐらをめぐって●「クレヨンしんちゃん」について ─漫画で見る野原家の魅力●動物の子育てから学ぶこと●出生順位と性格●デビッド・エー・カーターのしかけ絵本 ─楽しさあふれる作品の魅力●育児不安と夫婦のコミュニケーション ─子育てにおける夫婦関係の在り方●母親の育児ストレスと子育てサポートについて●大人から子どもまで楽しめる公園 ─大型複合遊具・プレイリーダーの魅力●保育の質について─保育者を目指している学生へのアンケートを通して●対人関係からみる若者のSNS利用について など研究内容社会との接点研究室の横顔児童学・保育学・幼児教育学観察・実践と分析・考察保育、幼児教育と直接かかわること、あるいは子育て支援の立場から現場とかかわることができます自分自身のテーマを見つける主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]白幡フレール保育園、汐見台中央幼稚園、東京都市大学二子幼稚園、夢花保育園、学研ココファンナーサリー、多摩堤保育園、管幼稚園、平岡幼稚園、美し野幼稚園、ナオミ保育園、認定こども園室の木幼稚園、サマンサタバサジャパンリミテッド等々力キャンパス3号館2階小川研究室212

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