研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔人間科学科講 師伊藤 陽一学 部 生17名(子ども家庭福祉・社会福祉)現代社会は、多様な価値観があり、日々揺らいでいます。その中で生活している子どもや子育て家庭に対する支援は、ゆるぎない、子ども観、福祉観、保育観といった「理念」と、子ども・家庭の暮らしの実情を正確に把握し対応する「制度」を理解すること、そして、子ども・家庭にあわせた支援の「実践」が求められています。様々な子ども・家庭に関する問題について、理念・制度・実践の視点から考察し、具体的な支援について研究を行います。児童養護施設や乳児院、保育所といった児童福祉施設に勤務する専門職と福祉・保育・教育を学ぶ他大学の学生と多く関わり、子ども家庭福祉に対する理念を理解し育みます。必要により協働で研究テーマを設定し、専門的な実践について研究をおこないます。積極的に児童福祉施設の現場に赴き、実際におこなわれている支援の現況を直接把握し、考察を行います。当研究室では、自由に意見を言ったり、自分が行いたい活動を提案したり、学生主体で研究を進めます。その中で、他者の意見をよく聴き、自分の意見と調整することを学びます。自己主張と他者との協調を繰り返し行うことで、自分を知り相手を理解し、子ども・家庭に対する支援の下地を育むことを目的としています。●児童養護施設における自立支援の援助方法について●乳児院における子どもの権利擁護の研究●保育所保育士に求められる専門性の研究●学童保育における自主性を育む遊びの研究●学童期の子育て支援のあり方●児童相談所一時保護所保育士の専門性に関する研究●被虐待児や親に必要な支援の研究●自由保育を行う保育所保育士の子どもに対する援助についての研究●サイコドラマを用いたキャンプの効果●路地遊びの研究研究内容社会との接点研究室の横顔子どもや家庭の問題に対して、理念・制度・実践の視点から捉え、具体的な支援を研究する主に児童福祉施設等で活躍する専門職や他大学で、福祉・保育を学ぶ学生とセッションを行います子どもたちの笑顔がいっぱいみられるように、子ども観・福祉観・保育観を学生と教員で創る想定される主な就職先・進学先幼稚園、保育所、認定こども園、児童養護施設、子育て支援施設、子ども関連企業、児童関連研究機関、児童行政関係の官公庁、国際児童関連機関、大学院進学 など等々力キャンパス2号館2階伊藤研究室224

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