研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔電気電子工学科私たちの身の回りの製品、たとえばスマートフォン、自動車からロボットに至るまで、今やLSIやデジタル回路などのハードウェアは不可欠な存在です。製品の機能が向上し複雑化するにしたがって、ハードウェアには性能ばかりでなく小型化や省エネ化が求められています。ハードウェアの設計では様々な部品を組合せる必要がありますが、多数の部品から最適な部品を選択し、ひとつひとつ人間の手で組合せていくことは時間がかかりすぎますので、コンピュータによる設計支援ツール、つまり道具を開発する必要があります。私たちはこの道具の開発を中心に、よりよいハードウェアを設計できるような基盤技術の研究開発に取り組んでいます。工業製品の多くがハードウェアを含んでいますので、研究室での研究成果は実社会で直接役立ちます。そのため多くの企業からニーズがある研究テーマです。共同研究を行い、企業からの一流の技術者の方と開発に取り組むことで、開発現場で実際に使ってもらえる技術を開発しています。ハードウェア設計を支援するソフトウェアの研究開発に取り組みますので、社会で求められている、ハードウェアおよびソフトウェア両方のスキルを身につけられます。研究室ミーティング、研究室合宿、年5回の研究成果発表会、教員との議論(随時)など、密接に教員と議論を行いますので、社会で必要となるプレゼンテーション能力を鍛えることができます。研究室メンバーが一体となって、世界一の技術を開発することを目指して日夜努力しています。●データ記憶装置(メモリ)の構成を最適化する技術の研究●繰り返し処理(ループ)を高速化する技術の研究●プログラムから最適なハードウェアを自動生成する技術の研究●特定用途向けプロセッサの設計方法に関する研究●2枚の2次元画像から物体の距離を計測するハードウェア(ステレオマッチング用ハードウェア)の設計●特定用途向けハードウェアの設計研究内容社会との接点研究室の横顔工業製品を支えるハードウェアの効率的な設計技術を研究開発社会に役立つ研究開発を推進中一緒に世界一を目指そう!主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]キヤノン、ソニー、富士重工業、東光電気、富士通、三菱電機 など世田谷キャンパス10号館4階フォトニクス研究室講 師瀬戸 謙修学 部 生男子7名院 生男子5名(回路デザイン)56

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