研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔電気電子工学科100年以上の歴史を持つ電気機器ですが、最近地球温暖化などの環境対策として、省エネルギーの代表格としてモータが注目されています。研究室では、自動車から家庭用電化製品に至るまで、ほとんどの種類のモータならびにそのドライブ方法の研究をしています。また、半導体製造装置など大規模な搬送ラインにリニアモータを応用する研究も行っています。モータ応用としてロボットハンドやロボットカー、電気自動車の研究も行っており、メカトロニクスに関係するあらゆるものを研究対象としています。最近社会で最も注目されている分野であり、企業との共同研究として研究テーマを遂行する場合が多く、社会で活躍する一線の技術者と対等に議論する力が養えます。また、素材メーカとの交流も多く、新しく開発された最新鋭の材料をモータに適応するためにはどうしたらいいかなど、最新の技術開発と深くかかわっています。大学院生を含め、グループディスカッションを行うことで、研究内容をお互いが深め合っていく研究スタイルをとっています。自分の研究だけでなく、関連する知識も自然と身についていきますので、実社会に出て即戦力となる力をつけることを目標としています。このため企業から高い評価をえています。 厳しい中にも、和やかな雰囲気の研究生活が送れると思います。コンピュータシミュレーションだけでなく、実際にモータやインバータを自分で製作して実験を行いますので、もの造りの楽しみを実感できる研究室でもあります。●リニアモータによる大規模搬送装置の開発●新素材を用いた、高効率モータの研究●PMモータのセンサレス駆動に関する研究●超高速モータドライブシステムの研究●有限要素法によるモータの損失解析●ロボット用駆動システムの研究●電気自動車の研究研究内容社会との接点研究室の横顔電気自動車から家電製品、産業用途まで、幅広いモータの最先端技術を研究様々なモータの実用化を目標に、企業との共同研究を鋭意推進中“作る楽しみ”を実感しながら、高い力を持つエンジニアを養成主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]アスモ、日産自動車、明電舎、東急コミュニティー、ガスター、関電工、シンフォニアテクノロジー、日精樹脂工業、ピーアークホールディングス、NTTファシリティーズ、UR都市機構世田谷キャンパス10号館1階電気機器研究室教 授百目鬼 英雄講 師鈴木 憲吏学 部 生男子14名院 生男子15名(モータドライブグループ) http://www.ee.tcu.ac.jp/mds/j.index.html57

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