研究室ガイド2015
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研究室をさらに詳しく主な卒業研究テーマ研究内容社会との接点研究室の横顔建築学科効率性を追求した20世紀型の建築生産から、持続可能性を追求する21世紀型の建築生産への転換を図るために必要な構工法・生産システムについて研究します。新築やリノベーション現場の実態調査や、新しい構工法の開発、建築・都市の再生等に関わる研究を進めています。それぞれの分野における歴史的・社会的背景の分析・理解にはじまり、最新の技術や手法についての調査を通して、新しい提案に結びつけていくことが主な目的です。戦後、スクラップ・アンド・ビルドで次々につくられてきた建物は、既に量的には十分であり、少子化・人口減少により余るようにさえなっています。その一方で、耐震性能が不足していたり、ライフスタイルの変化などにより、質的には十分といえなくなった建築が数多くあります。現在はこれらの調整局面にあり、建築生産の立場から、これらの解決を模索していきます。「とにかく自分でやってみる」ことをモットーとしています。現場に出向いての調査はもちろん、新しい構法の試作なども自分たちで設計し、加工・組み立てまで行うことで、ものづくりの面白さを実体験していきます。他大学との共同研究を継続的に行っており、一緒にゼミ合宿も行います。研究内容社会との接点研究室の横顔新構法の開発、旧構法の再現、リフォーム・リノベーション調査ストック社会における建築の新陳代謝を考える他大学との共同研究も活発に主な就職先・進学先[2014年3月・院生含む]大成建設、長谷工コーポレーション、積水ハウス、成田国際空港世田谷キャンパス4号館3階小見研究室建築材料工法●改修用各部構法の調査分析●郊外戸建住宅団地における改修実態調査●転用可能なコア・ユニットによる住宅改変システムの開発●BIMを用いた旧構法の再現と評価教 授小見 康夫学 部 生男子4名 ・ 女子5名院 生男子2名85

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